ドラレコ向けV30規格のmicroSDカード「SanDisk 128GB」購入レビュー、Win/Macで読み書き速度チェック

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追加注文した防犯カメラ用に購入したmicroSDカードはドラレコでの使用例も豊富なSanDisk正規品。V30規格に対応しているのに安価だった。

V30(ビデオスピードクラス30)とは文字通り動画撮影に向けた最低書き込み速度を保証する規格。

  • V6:6MB/s
  • V10:10MB/s(640×480なら十分)
  • V30:30MB/s(フルHDなら十分)
  • V60:60MB/s(4Kなら十分)
  • V90:90MB/s(8Kなら十分)

上記5つの種類があり、UHS-Iインターフェイスでは最高でV30まで対応する。

今回Amazonで購入した「SanDiskHigh Endurance SDSQQNR-128G-GH3IA」(レビューや価格はAmazonへ)はUHS-I。つまりインターフェイスでは最高値となる読み書き速度(UHS-IIなら最大V90対応)となる。

余談だがスピードクラスで円の中に10と書かれたアイコンがある。それはスピードクラスでは最上位となるがV10相当。その上位となるUHSスピードクラス(コップのなかに数字があるようなアイコン)は最大でU3となり、これが今回のV30相当となる。

なお、メーカーによってフラッシュメモリの品質という根本的な問題があるので数百円しか違いがないのなら有名ブランドが良いと思う。

それではMacとWinの読み書き速度ベンチマークソフトを使って少し古いUSBハブ経由でmicroSDカードを計測した結果をレポートしたい。

「SanDiskHigh Endurance SDSQQNR-128G-GH3IA」レビュー

はじめにAmazon販売ページから製品スペックを見ていく。

  • ビデオスピードクラス30(V30)、UHSスピードクラス3(U3)とCLASS10に対応
  • 容量:128GB
  • 読み出し速度 最大100MB/ 秒
  • 書き込み速度 最大40MB/ 秒(5)
  • 連続録画時間 最大20,000 時間
  • 耐久性:防水、耐温度、耐衝撃、耐X 線(2)
  • SD変換アダタプ付属
  • メーカー2年間限定保証

これだけではわからないのでWesterm DigitalでHIGH ENDURANCEモデル(WDのサポートページへ)について調べた。

  • 防水:IPX7
  • 耐温度:マイナス25度から最大85度まで対応
  • 耐衝撃と耐振動:最大500Gsの衝撃に対する耐久性あり
  • 耐衝撃:最大5mから落下、あるいは5tトラックに轢かれても耐えられる
  • 耐X線:空港のX線検査による影響雨を受けない

高原の別荘地はマイナス14度にもなるという。しかし、マイナス25度まで耐えられてカメラの中にあるとなれば屋外でも十分にデータは守れそうだ。

読み書き速度は? ベンチマークソフトのスコア

今回ベンチマークソフトを使った端末はM1 MacBookと先日からレビューを開始しているミニPC「GEEKOM AX8 Pro」。

いずれも外部メモリスロットを持たないのでLENTIONブランドのUSBハブにあるmicroSDカードスロットを使用して計測した。

ROG Alley(レビュー記事へ)やiPad miniの外部モニター出力(レビュー記事へ)などで使ってきたUSBハブ。意外と広範囲で活躍している。

まずはM1 MacBookのベンチマークアプリ「Disk Speed Test」から計測。

書き込み81.5MB/s、読み込み87.5MB/s。

まぁこんなものだろう。

続いてミニPC「GEEKOM AX8 Pro」にてCrystalDiskMark 8.0.5を実行した。

書き込み79.92MB/s、読み込み91.78MB/sという結果に。

以上のことから書き込みは80MB/s前後、読み込みは90MB/s前とイメージすれば良さそうだ。

「SanDiskHigh Endurance SDSQQNR-128G-GH3IA」は高耐久ブランド。2年保証もパッケージに付属しているので安心して使えるのは大きい。

軽トラックが明日にも帰ってく・・・・いや、片道240キロほどの旅をして引き取ってくるのでドラレコ用にもう1つ注文しようと思っている。

→今回レビューしたSanDiskメモリの最新レビューや価格はAmazon販売ページ

前回→2台目を購入、防犯カメラ「COOAU AR-W605」と円柱・取付グッズを揃えた話

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