冬のPC作業と運転に温もりを!バッテリー着脱式な「JPunacn ミトン手袋」を買ってみた|レビュー

公開日: : 周辺機器 ,

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最近注文した電熱ベストと電熱タイツが2024年ベストバイの1位と2位になった。

正直、ここまで世界が変わるとは思わなかった。そこで今度はキーボード入力時の寒さ対策をすべく電熱グローブを調査。キーボードを叩いたりスマートフォンの操作をする関係で「指出し」は必須だった。

Amazonと楽天で探すと主にバイクなどで使うような合皮のようなグローブタイプと手編みっぽいタイプの2つが多い印象を受けた。前者は用途の関係なのか「指出し」が少なく、後者は多いものの使い勝手の面や素材の保温性が低いのか温かさが足りないという評価ばかり。

電熱手袋は多数あるけれど、PC作業向けは見当たらない。

ほぼ諦めかけた2日目に下図の「JPunacn ミトン手袋」(レビュー27件はAmazonへ)に出会った。

ご覧のとおりミトンタイプなので指の間が区切られていない。

この仕様によりキーボード入力がしやすく、かつ指の根元で温もりを共有できるので冷えない。他にも手に取らないとわからなかった大きなメリットもあったのでレビューしていきたい。

JPunacn ミトン手袋の購入レビュー

電熱グローブを探してみると気付くのは有線タイプが多いということ。ユーザーレビューを見てもそこに対する不満はないらしく、どちらかというと「断線した」といった内容で有線であること自体は受け入れているようだ。

しかし、今回の「JPunacn ミトン手袋」は充電式。

同じような製品が少なく競合がいないブルーオーシャン状態ということもあって割高だったが、電熱ベストとタイツですでに2本の配線がまとわりついている。ここへ常時2本の追加はガジェット付きでもさすがにキツい。そんな背景もあった。

まず初めに良かった点を挙げていきたい。

  • 速暖、電源ONから5秒ほどで温かさを感じられる
  • ミトン手袋そのものが暖かい(電源OFFでも使える)
  • バッテリーが着脱可能、充電中でも手袋単体で使える
  • USB-C充電可能
  • USB-C 2in1ケーブルが付属(同じ日に1700円の同じような製品を注文・・・)
  • 指出し可能
  • ミトンタイプは個別の指出しではないので指の根元が冷めにくい
  • ミトンのフラップが磁石で安定、それを閉じれば指先も保温できる

それでは開封写真を見ていきたい。

製品パッケージの底面には次のような仕様が書かれていた。

  • 着脱バッテリー:3.7V / 3000mAh x 2
  • 生地:ポリエステル
  • バッテリー入出力: INPUT 5V/1A、OUTPUT:3.7V/1A
  • 製品質量:260g(一双 付属品を除く)

メイドインチャイナとなっているがパッケージは全て日本語なので企画は日本からなのだろうか。製造だけ委託、もしくはOEMか。いずれにしても海外製品を取り寄せたような類(転売)ではないのはわかる。

箱を開けるとミトン手袋。

その下には次のような付属品が入っていた。

USB-A電源アダプタ、USB-A to USB-C分岐の2in1ケーブルと紙類。

これをみた時に同時購入、同時到着の2in1 USB-Cケーブルを開封したあとなので同じようなケーブルではないかぁああああ!!!! とショックを受けた。ただ電源アダプタの出力が少ないので高出力対応ではないはずと自分を納得させた。

ちなみに電熱ベストと電熱タイツをケーブル1本で済ませるために購入した2in1 USBケーブル(詳細はAmazonへ)は分岐先が2本とも最大100W対応なのでハイスペック。そう、高いだけあってハイスペックなのだ。大丈夫、うん。

ミトン手袋を袋から取り出す。

フラップには磁石が取り付けられていて指を出した状態にすればキープできる。有線タイプのミトン手袋は安くレビューが多かったのだが、その際にフラップが頻繁に指にかかって邪魔という投稿を何度か目撃している。その点が解消されているのも選んだ理由だ。

手のひら側を撮影。

親指を包む機構がないのは非常に残念。しかし、Amazonや楽天から海外ECサイトに個人フリマなどをみた限り親指までカバーする電熱グローブ(充電タイプ)は見当たらなかった。

ここは妥協したポイント。

電源ボタンを長押しすると赤く点灯。

電熱ベストとタイツでも思ったが最大にすると「かなり熱い」ので本格的な寒さでも来ない限り使うことはなさそうだ。なお、撮影時の屋内室温は9度。

上図は赤い状態から一度ボタンを押してブルーライトにしたところを撮影。

この手袋は二段階しか用意されていないが、ヒーターの範囲を考えると十分だと思った。基本的に青色の低温モードを使い、すぐに暑くて消すといった使い方になりそうだ。

指は思ったよりも出すことができた。

しかし、いざキーボード入力を始めてみると意外と小指を広げて入力する機会が多いことに気付く。右手のEnterキーとBackSpece/Deleteキーしかり、左手のShiftキーやOptionキー、WindowsではAltキーとCtrlキーといった頻繁に使うキーボードで小指を使っていた。

その際にミトンの縫い目で硬くなっている箇所に小指の動きが制限された。これについては脇を閉めて物理的に小指を外側へ向けることで対処している。

手袋の側面にはファスナーがあった。

結構な深さ、広さがあってスマートフォンでも入れるのかな? などと考えているとバッテリーが取り出せた。

おぉおおおおお!!!

これは知らんかった。

これならミトン手袋が熱いと感じたときにバッテリーを外して充電できるし、車を運転する予定があるのなら事前に外してミトン手袋だけでキーボードを叩いていれば良い。

しかも地味に質感が高い。

ミトンの内側はモコモコ&フワフワ。

これがバッテリーなしでも暖かい理由だろう。

バッテリー着脱により、それぞれの任務を遂行できる「JPunacn ミトン手袋」は優秀だと思った。有線タイプの手袋はONかOFFか、それだけ。さらに言えばケーブルが断線するリスクもある。

この「JPunacn ミトン手袋」をみていただくとわかるが「ケーブルの断線リスクがない」のだ。これって凄くないですか? いや凄いんですよ(圧)

ここで1つ疑問が生まれる。

外で使ってみると暖かさの感じ方は変わるのだろうか、と。

さっそく屋外に出てみた。中古別荘の屋内より外の方が暖かいという矛盾が胸を掠めるものの、そんな不満は予想外の体験に包まれて掻き消された。

なんと、冷たい風に触れるとヒーターが熱く感じるのだ。

ブルーの低温モードなのにレッドにした時よりも暖かく、いや熱いと感じるほどに。これなら軽トラのヒーターをつけなくても運転が快適になるかもしれない。

落ち葉を掃く際も寒くない・・・寒くはないのだがモコモコな風合いが落ちそうなので別途カバーを装着しようと思う。

なお、キーボード入力時は上図のようにフラップを下ろすと暖かさが向上する。ただMacBookではフラップ部分がディスプレイの一部を覆ってしまう。外部モニターでキーボードと話して使うような環境なら問題ないだろう。

最後にデメリットを挙げていく。

  • 親指が常時むき出し!!!!
  • 小指を使ったキーボード入力には工夫が必要
  • 手の甲にヒーター&バッテリーがあるので僅かに違和感
  • 手のひらと指先フラップの部分にヒーターはない

こういったことを受け入れられるのであれば冬でも暖かいキーボード入力や車の運転ができると思う。

→今回レビューした手袋の最新価格とレビューはAmazon販売ページ

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