リン酸鉄バッテリーも充電できるパルス充電器「BC-200PRO」を注文した話。
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Amazonタイムセールの記事で触れたパルス充電器「BC-200PRO」を注文した。
先日から復活したタイムセール速報記事では基本的に底値アイテムしかピックアップしていない。そのため件数は少なくなってしまうが、その反動なのか底値を見つけてしまうと物欲を抑えられないようで早くも2つめの注文となってしまった。
今回は軽トラックのサブバッテリーとして積む予定のGOLDMATEの12.8V/100Ahバッテリー(レビュー365件の詳細はAmazonへ)x2台を充電するために購入した。ちょうど100Ahx2台までなら充電できるという「BC-200PRO」はまさにぴったりのアイテムだった。
私は次のような目的で使う予定。
- 軽トラのバッテリー上がり対策に
- リン酸鉄バッテリーの充電用に(専用の充電器を購入していないので)
- 軽キャンの外部充電器(常用)として
上記を実現するためにスイッチング電源や安定化電源、最安を目指して秋月電子の安定化電源自作キットなども検討した。その中で最終的にパルス充電器「BC-200PRO」を選択した理由を記録していく。
「BC-200PRO」を注文した話。
そもそもリン酸鉄リチウムイオンバッテリーに充電器が必要になった経緯は、山奥の避暑地に移住したことが大きい。冬になると日照時間が大幅に減るのだ。
限界別荘地ということで移住前から放置土地の樹木が伸び放題で太陽を遮ることは知っていた。それでも冬まではそれなりにソーラーパネルで発電できていた。しかし、12月あたりから日照時間が減少、我が家の周囲20kmあたりはオールドメディアの記者とカメラマンが取材にきては連日「大雪」を報じているが、幸いなことに別荘地は気温こそ報道地域より低いものの雪は滅多に降らない。現状は「曇り空が多い」という印象。
雪が降ってもせいぜい10cmくらい、雪の日は12月と1月を合わせても2〜3日程度。それでも曇り空が多く、接続しているソーラーパネルが以前レビューした次世代タイプ(レビュー記事へ)ではないので思うような充電ができない日々が続いていた。
それだけではない。
軽トラックは中古なので近いうちにメインのバッテリーを復活させる機会が訪れるはず、その事前準備を兼ねている。今日も山奥の寒冷地はマイナス8度から最高0度とほぼ氷点下の世界。私は生粋のインドアなので路面凍結している山道に出たくない。しかし、自動車的には月1回はドライブするほうが車体劣化を抑え、バッテリー上がりも防げるという。
アクティブな性格ではないので軽トラックを乗り回すこともないので既に1ヶ月近く自動車に乗っていない。さすがにバッテリー上がりを気にする時期だ。数日前にタイヤ位置を変える程度のことはしたが、本来であれば20kmくらいのドライブはしたほうが良いらしい。そんな使用状況なので走行充電は期待できない。
そこで中古別荘からモバイルハウスへ外部電源の供給をしようということになった。
最初は秋月電子の安定化電源自作キットを1500円ほどで購入して自作も考えたが、GOLDMATEの12.8V/100Ahバッテリーは次の入力条件が必要だった。
- 電圧:14.4V(最大14.6V)
- 電流:標準20A /最大50A
こうなると5A程度の自作キットでは電圧が頼りない。そこで安定化電源をみて回ったところ多くの製品が10A以下となっていた。20A以上になると中国メーカーで1万円を超えてくるため、それならGOLDMATE純正の充電器を買った方が安心できる。
そうしてリチウムイオンバッテリー向けの専用充電器というジャンルで探したが肝心のGOLDMATEは販売を終了しているようで調べても見つけだせなかった。LiTmeなど別メーカーも販売しているが2万円以上と無駄に高い。
そこでスイッチング電源を探し始める。
なんとか比較的レビューが安定していて実績が評価され、5,488円と価格が落ち着いているDROKスイッチング電源(レビュー383件の詳細はAmazonへ)を見つけ出せた。当初の1万円や2万円という支出を考えられば格安と言える。
安定化電源とは異なり電圧は20Aの固定、可変タイプもあるが8188円(Amazonへ)に値段が上昇してしまう。ただAmazonの配送が問題で破損状態での配送が多く、マニアックな部品が多いため検証するスキルがなければ返品が認められないという報告を見かけて躊躇う。
そうなると今度は不満点が目につくようになる。
たとえばリン酸鉄などの充電を目的に造られた製品ではないため誤って放電してしまったときなど0V状態からの復活機能がなかったり、電圧ディスプレイの表示が計測器とズレているというレビューだ。
ここまでで3日間ほど調べることに時間を費やしてしまったが、買い急ぐことは避けたい。そこで頭をリセットしようと断念した。
そうして、1月16日に至る。
リョクエン全自動パルスバッテリー充電器 20A を知る
2025年1月16日、タイムセール速報記事で底値アイテムを物色していると「パルス充電器」を見かけた。そこからカテゴリー別ランキングを辿るなど余計なことをしていると興味深い製品に出会った。
「リン酸鉄リチウムイオンバッテリーも充電できる」
そう書いてあった。
いくつかのメーカーを見て回ったところカテゴリーランキング5位の「BC-200PRO」が良かった。7月版となっていて8月版も存在していたが価格が5000円ほど高く、あまり違いを感じられなかったので5位で人気の7月版を中心に調べた。
- 1秒間に1000回のパルス電流で古いバッテリーを復活
- 4段階パルス充電機能
- 電圧:12V・24V対応
- 電流:12V=5A or 10A or 20A、24V=5A or 10A
- 容量:15Ah〜最大200Ahまでのバッテリーを充電可能
- 種類:鉛からリン酸鉄まで対応
- 保護:短絡や家電流など5つの保護機能を搭載
- 出力:最大250W
- 動作温度:マイナス20度から最大45度まで
上記のとおり私の環境である12Vで20Aに対応、最大出力が250Wと少なく感じてしまう。
しかし、高出力480WのDROKスイッチング電源は最大20V+20Aながら、レビューを見ると300W前後が限界という報告や無理して電圧を上げると動作しなくなるといった投稿があった。それならば少し落ちても固定(確定)250Wのほうが良いと判断。
容量も200Ahまでということでちょうどよい。
マイナス19度にもなるという寒冷地では動作温度マイナス20度対応というのも助かる。スイッチング電源や安定化電源は屋内向けということもあってか動作温度は0度やマイナス10度までという製品が多かった。そういった意味でも「BC-200PRO」は軽トラックの自分に合っている。
通常価格は12,097円。そこからタイムセールで27%OFFとなる特価8,798円になっていた。価格履歴ツールで全期間183日を見ても過去の底値は同額の8,798円を繰り返している状況。つまり底値、これも背中を押した。
限界別荘地の周辺こそ雪が積もっていないものの山を降りれば暖かい平地へ近づくにつれて積雪が多くなる。できる限り運転は減らしたいので「BC-200PRO」を外部充電の玄関口として使い、(車のためにも)走行充電を月1回するくらいにしたいと思う。
「BC-200PRO」は1月17日に到着予定。届き次第レビューしていきたい。
→実際に注文した「BC-200PRO」の詳細はAmazon販売ページへ
この話には続きがあります。
→ついにAmazonが無梱包に、「LVYUAN BC-200PRO」購入レビュー・リン酸鉄バッテリーは充電できたか