BougeRVの最新モデル「CLBポータブル冷蔵庫」(9L/15L)開封レビュー、DC/ACの消費電力チェック
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キャピング用品を展開するBougeRVが最新の「CLBポータブル冷蔵庫」シリーズが発売された。

この「CLBポータブル冷蔵庫」は9Lバージョンと15Lバージョンがあり、車内やテントのサイズに応じて選べるほか、バッテリーの有無を選んで注文できるようになっている。
今回は2025年5月リリースの最新モデルであるCBLシリーズのうち9L版を提供いただいた。

この記事では開封レビューのほか、軽トラックの助手席に乗るのか、2つの電源給電方法を試したところ消費電力の違いがあったことなどをレポートしていく。
最後に記事末尾ではメーカー発行の秘密クーポンを掲載させていただく、これは現在Amazon販売ページで実施中の発売記念25%OFFタイムセールに対して併用できる強力なクーポンコードなので、ぜひ夏へ向けて活用していただきたい。
「CLBポータブル冷蔵庫」(9L/15L)開封レビュー
はじめに基本的なスペックを箇条書きで確認していきたい。
- モデル名:「CLBポータブル冷蔵庫」
- 容量:9L / 15L
容量イメージは355ml缶=13缶、500mlペットボトル=6本 - バッテリー:最大19時間駆動
- 遠隔操作:アプリで対応
- 電源方式:AC、DC、ソーラーパネル(専用バッテリー必須)
- 消費電力:MAXモード60W、ECOモード45W
- 動作音:45dB
- 本体サイズ:47.7×26.1x32cm
- 重量:6.6kg
ポータブル冷蔵庫としては嬉しい専用アプリが用意されている。アプリ内では温度調整やモード切り替えをリアルタイムで行えるのが特徴。どれくらい冷えているのか、そもそもバッテリーが切れて動作せずスーパーで買ったものが冷えていないのかといったこともサクッと確認できる。
本体サイズは幅約47.7cm×奥行約32.0cm×高さ約26.1cm。
このサイズで軽トラックの助手席に乗るのだろうか?
さっそく試していこう。

事前にサイズを把握していたので9L版を選んだのだが、あまりにジャストフィットで薄らと感動さえ覚えている。

ご覧の通り、運転席からも手を伸ばしやすい。
それとスーパーで買い出しに行った時には助手席側からダイレクトにCBL 9Lへ放り込めそうだ。
たとえば通勤で使う車だったら助手席に置いておくことで帰社してすぐにシガーソケットで電源を入れて、自宅への途中にあるスーパーへ立ち寄って買い出することで真夏の暑い季節でもアイスのパッケージなどを冷やしたまま持ち帰ることもできるはず。

軽トラなので助手席に置いているが乗用車であれば後部座席に置いたり、バッテリーを活用して後ろへ仕舞ってしまうのも良いだろう。ミニバンやワゴン系なら15L版を使うことで子どもの大会に参加するときなんかでも幅広く活用できそうだ。
順番が逆になってしまったが駆け足で開封レビューをしていく。
「CLBポータブル冷蔵庫」 9Lの開封レビュー

ポータブル冷蔵庫の小容量モデルでは縦長と横長の2つを用意されていることが多い。大抵は各メーカーで1種類しか販売されないが、実はBougeRVでは縦長モデルも用意している。
先ほど助手席に載せたとおり、横長のほうが蓋が低いので中身に手が届きやすいという強みは理解してもらえるはずだ。また土台部分の面積が広いので安定しやすいというのも大きな特徴ではないだろうか。
縦型にもメリットはあるが、話が長くなるので先へ進もう。

冷蔵室に入っていた小箱には電源関係と説明書。

今回はバッテリー付属した状態で提供いただいた。おそらくバッテリー付きを購入した場合も同じように装着した状態で届くと思う。
ちなみにバッテリーにある電源ボタンを押さないと電源供給しないので、最初から装着していても放電はしていないと思われる。

電源コードはACアダプターとシガーソケット用が用意されていた。

正面から見て右側面に充電ポートが集められていた。
付属の電源コードは2本ともAC差し込み口へ接続するようになっていて、DCポートはソーラーパネル用となっている。残念ながら取説や本体の印字部分にポートの名称は記載されていなかった。
電気消費チェック、電源ケーブルで違いはあるのか?
ポータブル冷蔵庫で重視すべきポイントといえば消費電力ではないだろうか。
毎回RVパークで電源が供給されているわけではないので、車中泊やキャンプ中にポータブル電源の消費が大きければ困ってしまう。
以下、いずれも冷蔵室には何も入れない状態+常温(室温14度、5月14日午後1時すぎなのに山奥は寒い)という環境で試した消費電力となっている。
まずはバッテリー未接続+ACアダプターでの給電。

ポータブル電源のACボタンを入れると、すぐにCBLのコンプレッサーが動き始めた。以前レビューした自腹購入のポータブル冷蔵庫より静かで驚いた。いや、心配になるくらい静かだ。しかし、すぐに1度・・・2度と冷蔵室の室温が下がっていくし、庫内へ手を入れると冷風を感じるのでキチンと動作しているのだろう。
———ということは前に購入したポータブル冷蔵庫が普通の家庭用冷蔵庫並みに動作音が鳴るとって・・・・むぅ。
次にバッテリーを装着して充電しながらの冷却時を計測した。

42〜45Wの間を行き来し、もっとも安定していたのは43Wだった。
公表値はECOモードで45Wなのだから思ったより良い結果ではないだろうか。
続いてシガーソケットでの給電を試す。

上図の左からバッテリーなし/バッテリーあり。
ACアダプターのほうが中間の装置を経由するから消費電力が多いのではないかと思っていたが、消費電力だけで見ればシガーソケット経由のほうが多いという結果になった。
ただシガーソケット経由の方が効率よく、強力に冷やしているという可能性もあるので白黒をつけることは避けておく。
◇◆◇
以上、駆け足で「CLBポータブル冷蔵庫」 9L版を見てきた。
個人的に記憶に残った性能は「動作音の静かさ」だった。
なんだか自腹で購入したポータブル例底が壊れているのではないかとさえ思えてきている。引越しの際にコンプレッサーを痛めつけた説まで考えだしてしまった。
重量6.6kgということでポータブル冷蔵庫ごと日常の買い出しで車と家を往復できるレベルだと思った。私のような一人暮らしで冷蔵庫を持たない世帯であれば頼もしい相棒になると思う。
私は食材のほとんどが常温保存できるタイプに更新してきたこともあって、冷蔵庫がなくなって困ったことといえば自家製のヨーグルトと納豆を無限製造できなくなったことだった。消費電力43Wであれば150L冷蔵庫の常時60W前後より少ないのでヨーグルトを再開しようかと企んでいる。
そういえば、9L版は少ないという意見を他メーカーで見かけたことがある。
同じ45Wの消費電力なら15Lを選ぶべきだという話へと繋がっていたようだが、ChatGPTに聞いても容量が9Lのほうが早く冷えるし、コンプレッサーが止まるのも早いので消費電力0Wになる時間が長い。つまり節電効果は容量の少なさに比例する。
ただ注意すべきはビジネスホテルなどにあるような備え付きの小さな冷蔵庫は「家電」なので常時電源が消費される確率が高いこと。昔ポータブル冷蔵庫を調べた際に候補としていたが意外と150L冷蔵庫より消費電力が高いのも注意したい。
そう考えるとポータブル冷蔵庫は優秀だと思う。
しかもアプリで管理・監視できるのは強い。
「CLBポータブル冷蔵庫」(9L/15L)のセール情報+秘密クーポン

2025年5月リリースの最新モデル「CLBポータブル冷蔵庫」は定価22,499円(バッテリーなし)。
記事投稿時点では発売記念キャンペーンとして25%OFFセールが実施され、特価16,874円にて販売中。今回はメーカー担当者よりタブクル読者限定の秘密クーポン「TABKULCLB」が発行された。このクーポンは25%OFFセールと併用可能、追加で5%OFFにて購入できる。
純粋にお得なクーポン。
私が試した限りでは15Lモデルや9Lのバッテリーありモデルにも適用できた。
秘密クーポンの有効期限は11月4日までと長く設定してもらえた。しかし、そこは数量に限りがあるので適用できなかった時は察していただきたい。
→上記の秘密クーポンが適用できる商品はAmazon販売ページへ

気付けばブログ執筆そのものがライフワーク。ども、タブクル管理人です。
かつて夢見た「タブレットやスマホを操り、生産的な活動をする未来」。最近は、その実現を加速させるAIに夢中です。AIは思考力を奪うという意見もありますが「どう使うか、どんな指示を出すか」と、以前より思考力が試される時代の幕開けだと思います。





















