パルス充電器「LVYUAN BC-200PRO」購入レビュー、本当にリン酸鉄バッテリーは充電できるのか
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昨日Amazonで注文した全自動パルス充電器「BC-200PRO」が届いた。
レビューに書かれていたとおり製品パッケージにAmazon梱包テープが貼られた状態。ついにダンボールさえ使わなくなった・・・つまり無梱包だ。
「梱包」とは商品や物品を緩衝材や包装紙材(ダンボール)などで包み、輸送や保管に適した状態にする作業とのこと。上の写真を見ていただくと直接Amazonの紙テープが貼られているのがわかる。Amazonは梱包を放棄したようだ。
山奥に移住したこともあってヤマト運輸の社員が直々に配送してくれるため製品パッケージに大きな凹みや傷はなかった。これが都内の時だったらと思うとゾッとする。
ちなみに「LVYUAN BC-200PRO」の製品パッケージ内部に緩衝材などは何も入っていない薄い内装用の段ボールで仕切りはされていたがズレ防止のためで上下の衝撃を吸収する目的ではなく、製品本体を覆うのは薄い透明ビニール1枚だった。
先ほどの写真にあるとおり製品ダンボール自体も薄い段ボールなので強度はない。梱包と配送に不安を抱える地域に住んでいる場合は少し割高になってしまうが楽天のリョクエン公式ショップから購入した方が良いかもしれない。
今回は問題なく使用できたのでレビューしていく。
「LVYUAN BC-200PRO」購入レビュー
全自動パルス充電器というジャンルの製品を購入したのがはじめてなので比較することはできないが、「LVYUAN BC-200PRO」は製品本体と説明書だけが入っていた。
ケーブル類は全て本体に直付けされているので何か組み立てるといった必要はない。
取扱説明書は表紙がプラスチックのようなツルツルした手触りの立派な造りになっていた。
言語は全て日本語、英語や中国語などはなく完全に日本向け。
説明ページも水に濡れてもすぐに拭けば問題ないような質感で写真もフルカラー。説明も読みやすくて驚いた。
最近は家庭用プリンター+再生用紙で印刷したA4の1枚だけで印字も薄く読みにくいタイプだったり、そもそもQRコードしか用意していないという製品も増えてきた。自動車のバッテリーを充電する関係で屋外を想定してなのかしっかりした用紙に感心する。
上図は取扱説明書で最も重要な「発電手順」が書かれており、コンセントを入れてボタンを押して、プラス端子から順に接続するなど重要なことが写真付きで簡潔に記されている。
実際に「LVYUAN BC-200PRO」を使った感想。
走行充電器に12V/100Ahを2台並列で接続していたが、「LVYUAN BC-200PRO」を使うために配線を外して1台ずつ充電することにした。
先ほどの取扱説明書に書かれた手順で充電を開始、上図は充電開始直後の映像。最初に表示された電圧は9.6Vと危険な状態だった。
スイッチング電源や安定化電源を使った場合であれば充電されないという報告もあった低電圧の状態だったが、そこはパルス充電器。もちろん鉛バッテリーではないのでパルス充電が行われているわけではなく、低電圧に応じた充電を行う機能が標準で搭載されていて、それが有効に機能していると思われる。
低電圧からの復帰ということもあってか最初の1時間くらいはファンは回転せず、充電が75%を超えたあたりからファンが定期的に回転するようになった。
ファン音は”うるさい”と感じるような音量ではなく、かつ”キーン”といった高音が目立つこともない。「ブォーン」と回って停止、再び回るといった感じ。走行充電器に取り付けた2000Wインバーターの「フォォオオオオオン」というファン音のほうが何倍も煩く感じた。
山奥の寒冷地ということで急遽JAFに入会、そのためバッテリー上がりは無償対応してもらえる状態だ。しかし、「LVYUAN BC-200PRO」導入により自宅であればわざわざ来ていただくこともなく対処できるようになったのは大きい。
それと夏は頻繁に「予備停電」といって別荘地が定期的に停電にされていたので「蓄電」という意味でも「LVYUAN BC-200PRO」が活躍するだろう。さすがに命の危険がある冬に寒冷地への「予備停電」は実施しないと信じたいところだが・・・。
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