WWDC 2025の注目トピック(PodCast付き)、国内外10サイトまとめ

公開日: : Apple

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Appleは2025年6月9日から13日(日本時間6月10日から14日)に世界開発者会議(WWDC25)を開催する。基調講演は日本時間6月10日午前2時から開始される予定。

この記事では海外主要ニュースサイト(合計10サイト)から関連する最新記事(主に2025年6月7日~6月8日の期間)をピックアップして取り上げていく。

なお、翻訳して要約したポッドキャスト版(ファイルサイズ4MB未満、時間7分、倍速対応)は下記より聴くことが可能。音声を聴きながら本文を読むことでWWDC2025の大まかな状況を把握できる。

(注意)上記MP3を聴いてみると、やはりパックン(男性側)の呂律が回っていないときがあるので専用のナレーションサービスに変更するかもしれません。

WWDC 2025の注目トピック

MacRumorsやinnovaTopiaによれば、今年のWWDCの焦点は主にソフトウェアとなり、ハードウェアの発表はない可能性が高いと報じられている。BloombergのMark Gurman氏も新デバイスの準備が整っていないためハードウェア発表の可能性は低いとのこと。しかし、innovaTopiaは一部でAirTag 2の発表可能性が報じられているとも伝えている。また、CNET JapaやRedditのスレッド内での議論によれば、長らく噂されている画面付きHomePod(スマートホームハブ)が披露される可能性も指摘されており、これが実現の可能性が最も高いハードウェア発表かもしれないとの見方もあった。

OSの新しいナンバリングとデザイン刷新

AppleはOSのナンバリング規則を変更し、従来の番号付け(iOS 19など)ではなく、西暦の下2桁を冠した「26」で統一されるという噂を伝えている。これにより、iOS 26、iPadOS 26、macOS 26、watchOS 26、tvOS 26、visionOS 26といった名称になる見込み。この新しい方式は、ユーザーが最新バージョンを使っているか把握しやすくなることを目的としているようだ。

特に注目されているのが、OS全体にわたる大規模なデザイン変更。このデザイン刷新は、2012年のiOS 7以来、12年ぶりとも言われる大きな変化と伝えられている。社内では「Solarium(ソラリウム)」と呼ばれており、これは太陽光が差し込むガラス張りの部屋を想起させるコードネームとのこと。

新しいデザインはガラスのような、より透明感のある外観が特徴で、Vision ProのvisionOSに近いデザイン言語を採用する方針がある模様。

具体的には、以下のような変更が伝えられている。

  • 半透明でフロストガラスのようなUI要素が多用される見込み。
  • コンテキストボタンやメニューなど、多くのUI要素がコンテンツの上にフローティングしているように見えるデザインになる可能性。
  • アプリのアイコンなどが、より丸みを帯びたデザイン(スクワークル)になるという噂。
  • システム全体でデザインとナビゲーションの一貫性が向上すると期待されている。

このデザイン変更はiPhone、iPad、Mac、Apple Watch、Apple TV、Vision ProといったAppleのソフトウェアエコシステム全体に適用される意向と報じられていた。

Apple Intelligenceの進化とその他の機能

昨年のWWDCで発表されたApple Intelligenceはまだ進化の途上であり、今回のWWDCでさらなる進展が発表されるという。

  • AIを活用したバッテリー最適化機能がiOS 26に導入される噂があり、ユーザーの使用パターンを学習して電力配分を調整することで稼働時間延長に繋がると期待。この機能は、今年登場が噂されるiPhone 17 Airの小型バッテリーをサポートするために重要とも。
  • ShortcutsアプリがApple Intelligenceと統合され、「Generative Shortcuts」としてより簡単にショートカットを作成できるようになる見込み。
  • AppleとGoogleはGoogle GeminiをiPhoneに統合する交渉が最終段階に入っており、iOS 26でGoogle Gemini統合が発表される可能性があり、SiriがGeminiにリクエストをハンドオーバーできるようになるかもしないという。また、OpenAI以外のAI企業としてAnthropicのAI統合の可能性も言及されている。
  • さらに昨年のWWDCで発表されたApple Intelligence搭載のSiriの高度な機能の多くは開発が遅れており、2026年まで延期される可能性が高いとのこと。WWDC 2025ではこれらの機能の詳細な言及は控えめになる方針とも伝えた。

その他の注目機能としては、以下が伝えられている。

  • 新しいゲーム専用アプリが導入され、Game CenterやApple Arcadeなどを統合し、ゲームの発見や起動を一元管理できるようになる見込み。
  • MacのPreviewアプリがiOSとiPadOSに導入され、PDFの閲覧、編集、注釈付けが可能になる模様。
  • Phoneアプリには、よく使う連絡先、最近の通話、留守番電話を統一ビューで表示する機能が追加されるほか、AIベースのライブ翻訳機能が搭載される可能性。
  • Messagesアプリでは、グループチャットでの投票機能、メッセージの自動翻訳、会話ごとの背景カスタマイズ機能が追加されるほか、Mixmoji(2つの絵文字を組み合わせて新しい絵文字を作成)が登場。
  • Apple Musicアプリは、ロック画面でアルバムアートの全画面アニメーション表示に対応する見込みです。
  • NotesアプリがMarkdown形式でのエクスポートに対応する可能性。
  • CarPlayは、iOS 26のデザイン変更に合わせてインターフェースが刷新されるほか、Large TextやSound Recognition(泣いている赤ちゃんなどを検出)といったアクセシビリティ機能が追加される予定。

AirPodsの新機能

AirPodsがファームウェアアップデートにより、iOS 26でいくつかの新機能が追加されると伝えた。これには、対面での会話をリアルタイムで翻訳する機能が含むという。また、新しいヘッドジェスチャー、装着者が眠りに落ちた際にオーディオを一時停止する機能(Apple Watchの睡眠データを利用)、iPhoneでの写真撮影をAirPodsのステムでトリガーする機能、高品質なマイクモード、共有iPadでのペアリング改善などが検討されていると報じている。

その他のプラットフォームのアップデート

他にもiOSだけでなく、他のAppleプラットフォームもアップデートされる見込みを伝えている。

  • iPadOS 26はiOS 26と同様のデザインアップデートを受けるほか、Macのような生産性向上機能やマルチタスク、ウィンドウ管理機能が強化される模様。Magic Keyboard接続時にMacのようなメニューバーが表示される可能性も言及した。
  • macOS 26は「Tahoe」という名前が付けられる見込みで、iOS 26ほどの劇的な変化ではないものの、同様のガラスのようなデザインアップデートや、多くのApple Intelligence機能、新しいゲームアプリ、クロスデバイスのWi-Fi同期機能などが導入されるとのこと。
  • watchOS 26もデザインアップデートを受けるほか、新しいウォッチフェイスや、Apple Intelligence関連機能(メッセージ要約など、iPhoneに依存)が導入される可能性がある。Control Centerにサードパーティショートカットを追加できるようになる噂も報じられている。 Apple Watchの睡眠データを利用してAirPodsのオーディオを一時停止する機能の噂もあった。
  • visionOS 26は、デザインの小さな調整が加えられるほか、アイスクロール機能の追加、サードパーティVRコントローラーのサポート、Apple Intelligence機能、新しいゲームアプリ、そしてVision Proのカメラを活用したAIツール(見たものを説明するなど)が導入される見込み。また、視覚障がい者向けのアクセシビリティ機能強化も。
  • tvOS 26もvisionOS風のデザインアップデートを受けるほか、新しいスクリーンセーバーや、新しいゲームアプリ、クロスデバイスのWi-Fi同期機能が追加されるとのこと。
  • HomePodソフトウェアのアップデートも通常通り行われるとみられているものの、その詳細は出回っていない状況が続いている。

これらの主要なOSアップデートは、WWDCの基調講演後すぐに開発者向けベータ版として提供され、秋に新しいiPhoneモデルとともに正式リリースされる予定と伝えた。

ソースによっては、上記以外にも様々な機能追加や変更の可能性が言及されている。現時点では噂や予測の段階に留まるものがあり、実際の発表内容はWWDC 2025の基調講演で明らかになる。

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