電子書籍化/自炊への道 Vol.2 『裁断機3タイプから選ぶ』
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前回の続きです。
自炊(電子書籍化)を非破壊スキャナまたは裁断機で行うか悩んだ末、裁断機に決めました。しかし、裁断機にも幾つかの種類がありました。
今回、タイプ別に調査・比較したので記録します。
自炊用の裁断機を選ぶ
裁断(断裁)機という名を書いた商品には大きく分けて3種類あり、それぞれの裁断機には強みと弱みがありました。自分のニーズに合う裁断機を見つけるため、タイプ別に特徴などを記録したいと思います。
スキャナは手元にあった『imageFORMULA DR-2510C』を使用します。
大型裁断機・ペーパーカッターの特徴
大型裁断機は写真からも危険な香りが漂ってくるほどパワフルです。
個人向けでは断裁枚数No.1のタイプといっていいでしょう。
価格が安いのが特徴です。
替え刃も本体価格の3分の1程度だったりと安く入手できるのも魅力です。
ただ斜めに振り下ろすのでコツを掴んで慎重に作業しないと断面がズレる事があるようです。また重量が15kgを超えるため収納と処分の問題が発生しているようです。
(3点満点で)まとめると、、、。
- (3pt)価格:安い!
- (3pt)断裁枚数:400枚など桁外れ
- (2pt)裁断面:斜めになるらしい、初回は油がつくとも
- (0pt)安全度:とっても危ない!
- (0pt)重さ:かなり重い。。。
- (0pt)収納:スペースの確保が課題。
- (0pt)処分:捨てるのが大変、中古は譲れなそう。
合計 8ptでした。
レビューでは、流通が少ないためか保存用に油が多く付いていて到着時に大変だったという感想もありました。
大型裁断機はコストパフォーマンス重視のユーザー向けと言えそうです。
アマゾン:大型裁断機の一覧
PLUS PK-513L や Durodex 200DX タイプの断裁機
このタイプは商品名で「断裁機」と表現しています。
PLUS PK-513L や Durodex 200DX の魅力は断裁枚数が200ページほどと多くコミック本を1回でカットできたり、上から刃を下ろすので断面がよれないといった自炊する人にとって有難いメリットがあるようです。
ターゲットが自炊ユーザーなので商品ページでは自炊の説明もあります。
価格は3~3.8万円ほど。
書籍の数によっては割高な買い物になる可能性もあります。
替え刃タイプでは8,000~10,000円程度の費用が発生するようです。
重量は10kg~13kg程度と思われます。
まとめると、、、。
- (1pt)価格:高め。
- (2pt)断裁枚数:180~200ページほど
- (3pt)裁断面:通常は綺麗。古いモデル(PK-513L)では「紙ずれ」が発生するらしい
- (3pt)安全度:安心して作業できる
- (1pt)重さ:それなりに重い。。
- (1pt)収納:新型200DXなら収納場所は確保しやすい
- (1pt)処分:捨てるのが大変、でも需要があるから譲れそう。
合計 12ptでした。
裁断スピードと安全性に優れており、小説やコミックが大量にあるなら有力な選択肢。本体と替え刃(メンテナンス料)を安いと見るかで評価が分かれそうです。
ディスクカッター「DC-210N」の特徴
ディスクカッターは通常10枚ほどの裁断枚数が多いようですが、「DC-210N」は40枚カットに対応しています。コミックなら3~5回にわけて裁断するイメージでしょうか。
本体価格は9,450円、替え刃も千円でおつりがくるようです。
重さ約2.6kgと軽量で、サイズも幅36×奥49×高8cmと小型。
作業スペースや収納場所が確保しやすいですね。
まとめると、、、。
- (3pt)価格:安い
- (1pt)断裁枚数:1回40枚とディスクカッターでは多い
- (3pt)裁断面:綺麗に切れて、付属の定規で同じサイズにカットできるらしい
- (3pt)安全度:最も安全な裁断機タイプ
- (3pt)重さ:軽い
- (3pt)収納:省スペース
- (3pt)処分:自治体によりますが処分は楽と思われます
合計 19ptでした。
裁断機としての能力だけを見ると最も劣っていますが、総合でみるとポイントが高くて驚きました。
とりあえず、「DC-210N」を注文したいと思います。
その後、裁断が手間であれば「Durodex 200DX」を購入する予定です。