今さら聞けないWindows RTとは何か、その魅力について

公開日: : まとめ、スペック比較

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2012年10月26日にWindows RT搭載のタブレット「Surface」が発売されます。

Windows8とWindowsRTの違い、動作するアプリや

プリインストールアプリ、バードウェア規格について調べてみました。

Windows RTとは

Windows RTはWindows 8における「メトロスタイル」に焦点を合わせたOSです。

またハードウェアポリシーが策定済みです。

  • タッチスクリーン対応であること
  • 本体には必ず「ホームボタン」をつけること
  • 解像度は、1366×768ピクセル以上であること

ARMアーキテクチャのタブレットなどの端末向けのWindows 8として

基本的に32ビット・64ビットという考え自体が存在せず

x86版やx64版のWindowsアプリケーションは動きません。

(Intel製チップやIntel互換チップ搭載タブレットにはx86やx64版のWindows 8が搭載されます。)

Windows RTの名称・由来ほか

RTの意味(由来)ですが、2011年9月のマイクロソフト発表会で

Metroアプリ動作ランタイムのWindows Runtimeを指すとして

「WinRT」と呼ばれていたそうです。

また2012年4月の正式名が決定されるまでは

「Windows WoA(Windows on ARM)」と呼ばれていたそうです。

  • 読み:Windows RT(ウィンドウズ アールティー)
  • バージョン:Windows 8のARM版として位置づけ
  • 対象端末:タッチスクリーン搭載端末向けのOS

Windows RTに搭載されるアプリ・ソフト(Office使用可能)

Windows RTにはWindows8と同等の機能・アプリが搭載されるとのことです。

搭載されるソフト

  • Internet Explorer 10
  • Microsoft Office 2013 RT
    (Word・Excel・PowerPoint・OneNote)
  • リモートデスクトップ(ホスト)
  • リモートデスクトップ(クライアント)
  • ISO・VHDマウント
  • Windows Defender

搭載されないソフト

  • Windows Media Player 12
  • Windows Media Center
  • BitLocker and BitLocker To Go
  • Windows To Go
  • VHDからのブート
  • Hyper-V

Windows RTアプリは、「Windows Store」限定で入手可能

今までは個人・法人運営のウェブサイトからソフトをダウンロードして気軽にインストールができましたが

Windows RTは、「Windows Store」限定で入手可能となります。

アプリのインストールは、アカウント情報と紐付けられるため「PC1台まで」というカウント方法ではなく

1アカウントで5台分インストール可能といった形式になり、クラウド上で管理されます。

またWindows Storeで導入可能なアプリは「Metro UI版アプリ」だけになっています。

Windows Storeのアプリ公開

  • Windows Storeにアプリを公開するには、Microsoftの審査を受け有償で公開
  • Windows Storeの審査には、「書類審査」、「APIのホワイトリスト」が必要
  • 約款等の違反やセキュリティに問題があれば削除されるという方式

Windows RTへのアップグレードはできない

Windows RTは単体販売をしていません。

そしてアップグレードができない製品として以下のOSが挙げられていることから

基本的に製品バンドルとしてタブレットについてくるOSというイメージですね

  • Windows 7 Starter
  • Windows 7 Home Basic
  • Windows 7 Home Premium
  • Windows 7 Professional
  • Windows 7 Ultimate

Windows RTだけの機能等はあるのか

残念ながらWindows 8からの枝分かれとしてWindows RTは存在しているため

Windows RTだけに特別な機能は搭載されないようです。

Windows RTの魅力

Windows RTではアプリケーションのインストールを勝手に導入したりできませんが

不便さを感じないくらいのメリットがあります。

Microsoft Officeが標準インストール

Windows RTには、Microsoft Officeが標準インストールされています。

そのため、初期状態からMicrosoft Word、Microsoft Excel、PowerPoint、OneNoteが使用できます。

これはありがたいですね

Bluetooth標準搭載

Bluetooth搭載でもあるためワイヤレスマウスやキーボードが使用できます。

そのほかにもヘッドセットが利用できたり楽しみが増えます。

基本アプリの充実

Windows RTには、Internet Explorer 10やOfficeをはじめ

メールやブラウザ等の必要なアプリが揃っているため

別途新しく購入する必要がない状態になっています。

今後、発売されるWindowsタブレットが楽しみですね

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