米アマゾン、セットトップボックス『Amazon Fire TV』発表―スペックと価格、他社との違いほか

公開日： 2014/04/03 : 周辺機器 Amazon, セットトップボックス

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　米アマゾンは現地時間4月2日、動画やゲームを楽しめるセットトップボックス『Amazon Fire TV』を価格99ドルで同日より発売すると発表しました。一部スペックや Hulu といったパートナーについても公開されています。

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セットトップボックス『Amazon Fire TV』発表

　『Amazon Fire TV』はハイスペックでBluetooth対応、デュアルバンド（MIMO）で快適なWi-Fi接続を提供するAndroidベースOS搭載セットトップボックスで、必要な環境として、HDテレビ／HDMIポート。付属の専用リモコンは『Amazon Fire TV』本体とBluetoothにより接続、音声入力に対応しています。

『Amazon Fire TV』のスペック

　『Amazon Fire TV』のスペックは、本体サイズ「115 mm x 115 mm x 17.5 mm」、重量「281g」。プロセッサに「Qualcomm Snapdragon 8064 1.7GHzクアッドコア（Krait 300）」（GPU：Adreno 320）、RAMは「2 GB LPDDR2 @ 533 MHZ」。内部ストレージは8GB。1年間保証。

　インターフェイスは、「5.5 mm DC充電ジャック／HDMI 1.4b出力／TOS-Link(トスリンク) デジタルオーディオオプティカル／10/100イーサネット／USB 2.0 Type A」。通信はWi-Fi 802.11a/b/g/n（MIMO／WEP, WPA ,WPA2対応）、Bluetooth 4.0（プロファイル：HID, HFP 1.6, SPP）。

『Fire TV Remote』のスペック

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　『Amazon Fire TV』の専用リモコンとなる『Fire TV Remote』は本体サイズ38.3 mm x 139.9 mm x 16.1 mm、重量68g。デュアルデジタルマイクを備え、音声入力が可能。通信はBluetooth 2.1 + EDRをサポート。

他社セットトップボックスとの違い

　後発の『Amazon Fire TV』だけが持ち、「Roku 3」や「Apple TV」「Google Chromecast」にはない特徴として、テキスト入力を素早く行える「Voice Search」（音声検索）機能、オプションの専用ゲームコントローラー対応、最もハイスペックなクアッドコアプロセッサとRAM2GBを備えている点が挙げられます。

　また、「Roku 3」と『Amazon Fire TV』だけが対応している、デュアルバンド／デュアルアンテナ（MIMO）によるWi-Fi接続とBluetoothリモコンも差別化要素として重要です。