Microsoft、IE脆弱性の修正プログラム提供開始―深刻度は緊急、Windows XPへも提供
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Microsoftは米国時間5月1日、インターネット閲覧ソフト『インターネット・エクスプローラー(IE)』に脆弱性が見つかった問題で、同社は先月サポートを打ち切った「Windows XP」を含め修正プログラムを提供を始めたと発表しています。
Microsoft、IE脆弱性の修正プログラム提供開始
Microsoftは、『インターネット・エクスプローラー(IE)』に脆弱性についての修正プログラムについて、Windowsの自動更新機能を有効であれば、自動的に適用され、無効にしている場合は、同社のサイトより手動でダウンロードを行うよう案内しています。
また、先月26日にサポートが終了した「Windows XP」についても、特例としてIE修正プログラムの提供を行うとしています。
同社はセキュリティ更新プログラムについて以下のようにアナウンスしています。
このセキュリティ更新プログラムは Internet Explorer に存在する 1 件の一般に公開されている脆弱性を解決します。この脆弱性により、ユーザーが Internet Explorer を使用して特別に細工された Web ページを表示すると、リモートでコードが実行される可能性があります。この脆弱性が悪用された場合、攻撃者が現在のユーザーと同じユーザー権限を取得する可能性があります。コンピューターでのユーザー権限が低い設定のアカウントを持つユーザーは、管理者特権で実行しているユーザーよりもこの脆弱性による影響が少ないと考えられます。
各OSのInternet Explorer用のセキュリティ更新プログラムは以下リンクより確認できます。
Source:Microsoft