東芝8インチ新旧スペック比較、「dynabook Tab S38 vs VT484」
公開日:
:
東芝 dynabook Tab, スペック
この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。
東芝が本日6月16日に発表した新型8インチWindowsタブレット「dynabook Tab S38」と、現行モデル「dynabook Tab VT484 vs S38」のスペック比較をしたので記録します。
「dynabook Tab S38 vs VT484」、東芝の新旧スペック比較
はじめにスペック比較表、2機種とも東芝のスペックシートを参考に記載しました。赤字はスペックで勝っている箇所。
現行モデル「dynabook Tab VT484」は海外で「Encore」として発売、新型「dynabook Tab S38」は海外で「Encore 2」として発表されており、新旧スペック比較としました。
現行モデル「dynabook Tab VT484」の強み
「dynabook Tab VT484」はCPUの最大動作周波数で「dynabook Tab S38」に勝っていますが体感できるほどではないと思われます。カメラでは完全に差が開いています。
興味深いのはWi-Fi規格の違いで現行モデルは「a」の5GHz帯に対応していました。しかし、新型「dynabook Tab S38」は低価格モデルということで2.4GHz帯の11b/11g/11nのみ対応製品である可能性が考えられます。
また8インチWindowsタブレットでも希少な「microHDMI端子」を備えているのも大きな特徴です。バッテリーも11時間。
新型「dynabook Tab S38」の魅力
新型「dynabook Tab S38」は「Windows 8.1 with Bing」というOEM向けのライセンス料が安いSKUを搭載、ボディカラーも明るいサテンゴールドを採用し、エントリーモデルという印象です。
現行モデルに比べた「dynabook Tab S38」の強みは本体サイズが一回り小さくなり厚み9.5mmまで薄型化され、重量も385gと現行モデルより60gの軽量化を実現。また、日本発売のタイミングが早いことも魅力です。反対に「microHDMI非搭載」とカメラ、Wi-Fi、駆動時間のスペックダウンが残念。
TOSHIBAより「Encore 2」という後継機種が登場するという情報が入ったときは胸が高鳴りましたが、どちらかというとスペック向上よりも価格勝負に出た印象を受けました。
そんなエントリー向けモデルでもGPSを残してくれたことを感謝すべきかもしれません。
価格の比較、「dynabook Tab S38 vs VT484」
新型「dynabook Tab S38」の予想販売価格は4~5万円台、現行モデルの「dynabook Tab VT484」は本日の価格コム最安値で4.55万円となっていました。
重さが気にならないのであれば現行モデル「VT484」を、スペックを求めないのであれば軽量で小型化された新型「S38」という選択肢がよさそうです。
前回の話
東芝、8インチ『dynabook Tab S38』(Encore 2)発表―スペックと価格ほか、Windowsタブレット