安くなった『Surface Pro 2』は買いか、次世代Core Mなどスペックから考える
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最終更新日:2014/09/13
Microsoft Surface Surface Pro 2
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9月6日の記事でビックカメラが数量限定として『Surface Pro 2』モデル+タイプカバー2のセットを格安販売しているのを知ってから買い替えで悩んでいます。
現在のメインPC「Lenovo Yoga 13」から乗り換えに際し、処理速度の違いや次世代Core Mにより小型軽量化された2in1の存在、CPUに当たり外れ(Core i5-4300U/Core i5-4200U )問題などを含め調べた内容を記録します。
『Surface Pro 2』256GBを買うべきか
現在購入を検討しているのはビックカメラで税込価格107,784円に1,077ポイントが付与されるという「SurfacePro2(256GB)+TypeCover2 パープル」です。
なぜ128GBモデルではなく256GBモデルなのかというとRAMが4GB→8GBになっているからにほかなりません。
価格比較:ビックカメラの「Surface Pro 2」はお得か
価格コムの価格相場を見てみると最安値99,945円/ランキング28位(2014年9月7日時点)、価格推移グラフを見ると右肩下がりが続いている状況。この価格にタイプカバー2(通常価格13,351円)を足すと合計113,296円。
次にMicrosoftストアを見ると、本体1万円引きにタイプ カバー2が無料で付いて税込価格122,708円というセールを実施中。
■価格コム最安店舗とMicrosoftストアの価格比較
価格コムの最安店舗がMicrosoftストアよりも9,412円ほど安いですが、Microsoftストアで購入したほうが初期不良を含め購入日から30日間の返品時は返送料無料で行えることを考えると判断は難しいですね。
■ビックカメラのセールvsMicrosoftストアのセール
ビックカメラの数量限定セール価格(税込107,784円)は、Microsoftストアのセール価格(税込122,708円)よりも14,924円も安く、更に1,077ポイントが付きます。
発売当時の価格から見てみると「Surface Pro 2 」(通常価格133,509円)にタイプカバー2(13,351円)が合計146,860円でしたからビックカメラは39,076円も安くなっていることになります。
この価格差で悩む必要はないのではないかと思いますが、ビックカメラのセール対象商品は「入荷次第出荷」とのこと。
いつ届くかわからない。。。
しかし、一度でも欲しいと思ってしまうと引っ込めない何かがありまして、買い替えの理由を探しだすわけです。
その買いたいと騒ぐ自分とともに、川の向こう岸に慎重派の自分が現れ、一緒に悩みの世界へ転がり落ちていきます。
以下、購入したほうが良い理由と買わないほうが正しいとする情報です。
悩む理由1:次世代Core Mプロセッサの存在
『Surface Pro 2』購入にあたり目をそむけられないのがIntelが先日発表した「Core M(Broadwell-Y)」プロセッサの存在で2014年中に搭載ノートPCが登場することも明らかにされています。
発表されたCore Mプロセッサ3製品で最も高いクロックを誇る「Core M-5Y70」は定格1.1GHz~最大2.6GHz(GPU:Intel HD Graphics 5300/100~850MHz)/TDP4.5Wとなっており、厚さ9mm未満でもファンレスを実現できるプロセッサとのこと。
Intelは「Core M」を”Core iシリーズ”よりもモバイル向けで、”Atomシリーズ”よりも高い処理性能を持つという中間的な位置づけのようで、それはつまりSurface Proシリーズのような「2 in 1」デバイスの普及を意味します。
“2 in 1”といえばIFA 2014にてLenovo『ThinkPad Helix 2』やAcer『Aspire Switch 11』、HP『ENVY x2』が発表されています。
Lenovoの『ThinkPad Helix 2』は既にCore Mを搭載していることで話題になったほか、HP『ENVY x2』はキックスタンド+キーボードカバーといったSurface Pro風デザインで話題を集めました。
数ヶ月後にはAtomより高い処理性能の”Core Mプロセッサ”搭載の薄型 2 in 1 タブレットがリリース、、、待つべきか。
悩む理由2:当たり外れ?Core i5-4300U/Core i5-4200Uという問題
当時、「Surface Pro 2」を購入できなかった理由に挙げられるのが、販売時期によってCPUが「Core i5-4300U」または「Core i5-4200U」に変更されるという点です。この事についてはMicrosoftが認めたとして話題になりました。
2プロセッサの違いはIntelのページで確認できます。
- Core i5-4300U (1.9~2.9GHz)
- Core i5-4200U(1.6~2.6GHz)
サブPCであれば悩まないのですが、、、。
Yoga 13/Surface Pro 2/Core MのCPU比較
現在のメインPCはLenovo Yoga 13でCPUは「Intel Core i7-3517U(1.9~2.4GHz)」、RAM 8GBとなっています。
仮に「Surface Pro 2」が「Core i5-4200U」であってもクロックは「1.6~2.6GHz」と省電力で性能劣化もない印象を受けます。また256GBモデルはRAM 8GBと同じ容量。
しかし、Core Mプロセッサ「Core M-5Y70」のクロック「1.1~2.6GHz」を見ると、省電力とパワフルさが魅力的で年末まで待ったほうが良いのかもと思えてきます。
2014年末に”Core M”を搭載したワコムデジタイザ/10型「Surface Pro mini」とか登場しないのであれば買いかもしれません。
サイズが吉田カバンのサイズにピッタリ
Surface Pro 2のサイズは吉田カバンさんの「ポーター(porter)・フリースタイル・ワンショルダーバッグ」にピッタリ入ります。
どこに行くわけでもありませんが、Surface Pro 2を入れて小旅行というイメージをしてしまいます。
あっ、このバッグが欲しいのかも、、、。
ポーター(porter)・フリースタイル・ワンショルダーバッグ (ブラウン)
ポーター(porter)・フリースタイル・ワンショルダーバッグ (ブラウン)
PORTER(ポーター)
価格: 15,660円 /レビュー5件(2014/09/07現在)
Surface Pro 3は入らない。
Surface Proシリーズのデザイン性/スタイリッシュ
Surface Proシリーズのデザイン性は魅力的で、海外ドラマ「アンダー・ザ・ドーム」に登場するPCとして採用されているのも頷けます。
実際に「Surface Pro」を手渡したり、抱えて走ったり、キックスタンドを広げてサッと使うシーンを見ていてノートPCでは古臭いかもと思えました。
そんなシーンは訪れませんが、映像を思い出すと欲しくなってしまうわけです。
何故Surface Pro 3ではないのか
Surface Pro 3は購入しましたが発熱とフリーズにより返品しました。
Core Mプロセッサの登場が遅すぎたとしか言いようがありませんが、今のメインPCと同等の13.3インチという大きさ(吉田カバンに入れたい)も再購入を妨げる原因となっています。
またワコムデジタイザによる電池不要のスタイラスペンもSurface Pro 2が欲しくなる理由で、Surface Pro 3では単6電池を準備する手間と出先で突然使えなくなるリスクがありました。
キックスタンドは2段階となっていますが、ノートPCを使っていて全くディスプレイ角度を変えていない日常に気づき悩みの対象から外しました。
Surface Pro 2のセールは在庫処分なのかも知れない、もう手に入らないと思えば購入を急かす声が聞こえますが、年末にCore M搭載2 in 1登場で後悔する気もします。
でも安くなってるし、、、。
あぁ、嗚呼。
悩むキッカケとなった前回の話
数量限定、ビックカメラで『Surface Pro 2』128GBモデル+タイプカバー2が79,800円で販売中
(追記:2014年9月11日)
次世代Core Mとの処理性能を比較して購入欲を抑える試みをしました。
次世代Core M 5Y70のベンチマーク結果、Surface Pro 3シリーズやAtom端末ほかと比較
(追記:2014年9月13日)
ついに「入荷次第出荷」から”在庫あり”へ。
あの数量限定『Surface Pro 2+タイプカバー2セット』が”在庫あり”に、Core M+ワコムは発売されるか考える