スマートウォッチ「Apple Watch」は2015年初めに発売へ、機能/仕様や価格ほか
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最終更新日:2014/09/22
スマートウォッチ Apple Watch, スマートウォッチ
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Appleが米国時間9月9日に発表した初のスマートウォッチ「Apple Watch」について公開された仕様、価格、発売時期を記録します。
「Apple Watch」のスペックや価格ほか
Appleスマートウォッチの名称は「iWatch」でも「iTime」でもなく「Apple Watch」でした。同時に発表された電子決済サービスもまた「Apple Pay」と「i」シリーズではなくなっています。名前が推測しやすいのでドメインや商標登録されてしまったのかもしれません。
「Apple Watch」には多様なスタイルに合わせて3モデル展開となっています。
- 標準の「Apple Watch」は316Lステンレススチール筐体に反射防止コーティングされたサファイアクリスタルでRetinaディスプレイを保護。
- 「Apple Watch SPORT」というスポーツモデルは酸化皮膜処理されたアルミニウム筐体に強化されたIon-Xガラスと耐久性の高いバンドを使用してアクティブな用途に対応。
また、Sportコレクションはステンレススチール製のモデルと比べて最大30%軽量とのこと。 - 「Apple Watch EDITION」は標準的な金よりも最大2倍硬くなるように開発した18K筐体にサファイアクリスタルでRetinaディスプレイを保護、洗練されたバンドとバックル。
デザインは同じながら38mmと42mmと2つの異なるサイズが用意されています。
デジタルクラウンと呼ばれる腕時計のリューズにあたるパーツは、画面を手で隠すことなく拡大縮小やスクロール、選択ができる機能を備え、Appleによれば iPodのクリックホイールやMacのマウスのように『Apple Watch』にとって不可欠な存在とのこと。
筐体のバリエーションが多く、iPhoneやiPadのシンプル路線とは大きく異なります。
ウェアラブルデバイスは常時に身につけるためビジネス向けや防水/レジャーなど用途ごとに特化する必要があるため仕方がないとも言えますが購入する側としては失敗しない長く使える筐体を選びたいところです。
時計バンドも様々な種類があります。
時計バンドはシンプルに交換できる特殊構造。
『Apple Watch』のウォッチフェイスは数百万。
OSには新しい「Watch OS」を一から設計。
ホーム画面から電話応答やiPhoneの音楽操作、フィットネスなど各種アプリを起動可能。
地図アプリでナビゲーションをしたり、Apple TVやiPhoneのカメラを操作できるとしています。
『Apple Watch』の裏側には赤外線LEDと可視光LEDを使うセンサー、心拍数を検知するための光センサーが埋め込まれサファイアレンズを持つセラミックカバーで保護されているとのこと。
センサーは心拍センサー/加速度センサーを備えているとのこと。
『Apple Watch』は圧力感知型のRetinaディスプレイを備えており、軽いタップと深く押したタップの違いを認識するForce Touch機能によりメニューや選択といった操作が可能、マルチタッチ以来の画期的な感知機能としています。
『Apple Watch』は手首を挙げるかデジタルクラウンを長押しすることでSiriを使えるようになり、メッセージ送信やナビゲーション、イベントの確認が可能。
『Apple Watch』はMagSafeテクノロジーと電磁誘導充電を組み合わせた充電が可能。
充電器を近づけるとマグネットにより充電部へ吸い寄せられ充電が開始される仕組みとのこと。
また、正確な時を間違いなく刻めることが高性能な腕時計の条件として世界標準時との誤差を0.05秒以内になっているとのこと。
『Apple Watch』はiPhone 5以降のスマートフォンに接続可能。
『Apple Watch』は2015年初頭に価格349ドル(約3.7万円)で発売される予定となっています。
今朝のAppleによる「Apple Watch」発表イベントのライブ記事へ
Apple、スマートウォッチ『Apple Watch』発表
Source:Apple Watch