Google、Android Wearに音楽プレーヤーとGPSトラッキングの追加を発表

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 Googleは米国時間10月23日、ウェアラブル向けOS『Android Wear』の最新バージョン「4.4W.2」において音楽プレーヤー機能とGPSトラッキング機能を追加していることを発表しました。

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Android Wearに音楽プレーヤーとGPSトラッキングの追加

 最新バージョン『Android Wear 4.4W.2』はLG G Watch/Samsung Gear Live/moto 360向けに提供を開始しており、今後数日間のうちに音楽プレーヤーやGPS(対応モデルのみ)などの新しい機能を体験できるようです。

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 『Android Wear 4.4W.2』ではペアリング済みスマートフォンのアプリ「Google Play Music」から音楽または音声ファイルをスマートウォッチへダウンロードできるようになり、音楽プレーヤーとして従来の音量/曲送りに加えてアルバムから曲を選んで再生することが可能となっています。

Bluetoothペアリングに対応

 Googleの発表記事では小さく紹介されていますが、新たにBluetooth機器との接続が単独で行える設定が追加され、Bluetoothヘッドフォン/ヘッドセットを使ってスマートウォッチを音楽プレーヤーとして楽しめるようになっています。

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 実際に防滴ヘッドセットと一緒に使った感想としては「どこへでも連れ出せる音楽プレーヤー」といった印象で非常に便利です。スマートウォッチで全て完結せずにプレーヤーと再生機器を別にすることでバッテリー消費を抑えるというGoogleらしい連携が素晴らしいと思います。まだ試していませんがソニーから発売されているBluetoothスピーカーなどを使えば複数人で音楽を楽しめそうです。

 なお、スマートウォッチの音楽プレーヤー化は日本では簡単に利用できない状況(スマートウォッチとBluetoothヘッドセットだけで音楽再生する方法/手順)となっています。

GPSの話、Smart Watch 3発売

 ソニーからも同日発表された「Smart Watch 3」のリリース時期についても触れたほか、GPS搭載と半透過ディスプレイによるバッテリー寿命向上を伝えています。

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 GPS搭載スマートウォッチでは単体で現在位置の把握はもちろん、速度や距離などを表示できるためジョギングや自転車といったスポート分野で活躍できるとしています。また先程の音楽プレーヤー機能を使えばBluetoothヘッドセットでスポーツ中に音楽も楽しめるとのこと。

 最近、地図をスマートウォッチで確認する機会が増えているのを実感しています。特に見えにくいといったことはなく反対に付近の小さいスペースを表示するため移動中でも迷わず描写も早いということでパソコン画面でみるGoogleマップより機動力がある印象を持っています。

 GoogleはPlayストアでフィットネス系アプリのコレクションを作成したとしてリンクを掲載しています。

 あとは『Smart Watch 3』のNFCが何に使われるのか今後も注目したいと思います。

Source:Google

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