実はSonyチーム、電子ペーパーウォッチ『FES Watch』で名を隠した理由
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先日ソニーが電子ペーパーウォッチを開発しているというニュースが駆け抜けましたが、クラウドファンディングで支援を募っていたしていた電子ペーパーウォッチ『FES Watch』がそれにあたるとWall Street Journalが報じました。
『FES Watch』で探す電子ペーパーの可能性
『FES Watch』はクラウドファンディング「Makuake」で支援を募り目標金額200万円を大きく超えた278万円で”SUCCESS”として終了を迎えましたが、追加で支援コースを受け付けています。
『FES Watch』の発表した「Fashion Entertainments」は電子ペーパーによるファッショングッズを開発する企業で、ソニーの平井社長が立ち上げた社内ベンチャーからスピンアウトした模様。
電子ペーパーウォッチ『FES Watch』で名を隠した理由
今回、敢えてソニーの名を出さなかった理由として電子ペーパーがファッションの素材として受け入れられるのか消費者のリアルな反応を知りたかったようです。
確かにソニーが電子ペーパーウォッチを開発していると発表するとノイズやしがらみ、製品に求められるモノが多そう、試作段階で素直な評価を受けるには名を隠すほうがスムーズです。しかも後日、実はソニーのチームと明せばインパクトも大きくクラウドファンディングでの不安もなくなり支援増も期待できます。
『FES Watch』の特徴
電子ペーパーは薄く、軽く、曲げられるほか、待機電力がかからずに常時表示ができるという特性を持ち、それを1枚で作り上げたのが『FES Watch』ということです。
リューズを押すことで24通りの柄デザインを変更できるとのこと。
ウォッチアクションで柄がかわる機能を備えています。
『FES Watch』の仕様
『FES Watch』試作品の仕様として以下の情報が掲載されています。
- 寸法:ケースサイズ Φ46mm、文字盤サイズ Φ40mm、ケース厚さ 7.0mm
- 重さ:50.6g
- 表面素材:ハードコート PET
- 裏面素材:ウレタンゴム
- 電源:ボタン電池
- 電池寿命:60日以上(改善を検討)
電子ペーパーDIYキットとして腕時計以外の作例も公開されています。
『FES Watch』の価格と出荷予定
『FES Watch』は現在19,800円~で購入できる支援コースを用意しており、支援者への発送は試作品を2014年12月末、量産品を2015年5月以降を予定していると伝えています。