海賊版からの「Windows 10」無料アップグレード、非正規品のまま/CNET
公開日:
:
Windows Windows 10
この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。
米CNETは現地時間3月20日、ロイターが報じた「ライセンスにかかわらず「Windows 10」へ無料アップグレードできる」という件について、Microsoftから非正規Windowsが正規版になるわけではないという回答を得たと報じました。
「Windows 10」無料アップグレードでライセンス変更なし
ロイターは先日、Microsoft OS部門責任者 Terry Myerson氏から「要件を満たしたPCであれば正規品か否かを問わず全てアップグレード対象」という発言を報じました。(Windows 10 アップグレード表の記事へ)
これについて米CNETがMicrosoftスポークスマンにインタビューを行ったところ、「非正規Windowsからの無料アップグレードは可能だが、Microsoftが発行したWindowsではないのでライセンスを認めることはできない、またサポートを行うこともない」という回答を得たとのこと。
同メディアは2011年、当時のCEO Steve Ballmer氏が従業員に対して中国におけるMicrosoft売上高は米国の僅か5%であったと話した事例を挙げ、いわゆる海賊版Windowsが横行していることを示していると伝えました。
Microsoftは米国時間3月17日、次期OS「Windows 10」を2015年夏に190カ国と111言語でリリースすると発表しています。
次期Windows 10では従来に比べてハードウェア要件が緩和され、デスクトップ回帰によりタッチ操作への依存もなくなっていることから多くの旧型PC(ネットブックなど)がアップグレードの恩恵を得られると思われます。
前回のWindows 10
デスクトップ版『Windows 10』はRAM1GB/ROM16GBから動作可能、ハードウェア要件を公開
Source:CNET