au系の格安SIM『mineo』、ドコモ回線も提供か
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ケイ・オプティコムが格安SIMサービス『mineo』(マイネオ)において、現在のKDDI(au)MVNOに加え新たにNTTドコモの回線を借りてサービスを提供する方針だと日本経済新聞が報じました。
ケイ・オプティコムの『mineo』、ドコモ回線も提供か
ケイ・オプティコムの『mineo』といえば数少ないKDDI(au)MVNOとして存在していますが、Appleのモバイル用OS「iOS」の一部バージョンで利用不可となり、今後も対応予定がないなど苦しい状況が続いています。(参考:au MVNO『mineo』が「iOS8.1」でも利用不可、今後の対応予定なし)
今回、ドコモMVNOとしてKDDI(au)と2つの回線を提供することになれば個人向けとしては初となるMVNOサービスとなります。(法人向けではIIJが提供中)
日本経済新聞によると「ドコモは回線貸出料がKDDIより2割ほど安い」ということなのでKDDI(au)回線サービス料金より低価格が期待できます。(下図は2015/05/01から適用された料金表)
しかし、ドコモMVNO界隈は「OCN モバイル ONE」や「IIJmio」系などが品質と価格で競い合う激戦区となっており、サービス単体では他社との差別化が難しいと思われます。
『mineo』によるドコモ回線の月額料金やサービス内容はもちろん、2つの通信キャリア回線を提供することによるOCNやIIJなどへの影響も楽しみにしたいと思います。
前回のau MVNO
Source:日本経済新聞