ARM、次世代Soc「Cortex-A57 / 53」は 64ビットの世界。サーバー等への活用も
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ARMは「ARM Techcon 2012」で、次世代CPUコア「Cortex-A5X」シリーズについて
次世代は64ビットであること、「Cortex-A57」は大型ハイパフォーマンスコアであり
「Cortex-A53」が小型省電力コアであること
市場には、2013年末~2014年頃に登場する予定としています。
ARMの次なるターゲットや「Cortex-A5X」シリーズの情報について記録しておきます。
ARM、次世代Soc「Cortex-A57 / 53」は 64ビットの世界
2012年11月の発表でARMは、公開中のコードネームから
Atlas(アトラス)は「Cortex-A57」、Apollo(アポロ)」が「Cortex-A53」と明かしています。
ライセンスパートナーには2014年に向けて設計データが渡されているとのこと。
パフォーマンスの話
ARMによると、「Cortex-A57」は【Cortex-A9】の3倍の性能を発揮するとしています。
Google Nexus 7 の「Tegra3」は【Cortex-A9】コアを採用しています。
そうなると「Cortex-A57」のデュアルコアでも「Tegra3」を超える可能性があります。
マーケティング上の数字とはいえ、「Cortex-A57」クアッドコアの登場が楽しみですね。
ARMの次なるターゲット
ARMは「Cortex-A57」を開発し、新たなターゲットに向けて歩みだしているようです。
現行のモバイル製品だけではなく、ハイパフォーマンスと省電力を必要とする
クラウドを支えるサーバーやネットワークインフラ分野にも進出するということです。
具体的には、少量データを大量に処理するAmazon、Facebook等に向くとしています。
「Cortex-A50」世代のライセンスパートナー
現在公開されているライセンスパートナーは下記6社。
- AMD
- Samsung
- HiSilicon(Huawei子会社)
- STMicroelectronics
- Broadcom
- Calxeda
来年から新たなクアッドコア世代が登場する話で盛り上がっていますが
再来年には来年の話を超えた世界が待っているようです。
Nexus 7 でも満足していますが来年、再来年とタブレットは進化するようです。
Source : ARM