Microsoft、Windows 10最新ビルド10525公開―配色変更とメモリ圧縮に対応
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Windows Windows 10
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Microsoftは米国時間8月18日、Windows 10 Insider Previewの最新ビルド10525を公開しました。
プレビュー版Windows 10向け最新ビルド10525公開
Windows 10 Insider Previewの最新ビルド10525ではフィードバックされたバグ修正に加え2つの機能が追加されたとしています。
スタートなどの色が変更可能に
ビルド10525では新たにスタートやアクションセンター、タスクバー、タイトルバーといった箇所の色を変更できるようになったとしています。
デフォルトではOFFとなっているため設定→個人設定にある色設定からONにすることで変更可能とのこと。
メモリマネージャーの改善
メモリマネージャーにはメモリ内で圧縮ページのコレクションとなる”圧縮ストア”を追加したようです。
従来はメモリ不足の際にディスクへの書き込みを行っていましたが、”圧縮ストア”では未使用ページ部分を圧縮することでプロセスごとの使用メモリ量を減少させるため物理メモリを効率よく使えるようになるとのこと。
また、”圧縮ストア”はシステムプロセスのワーキングセットとして動作するため横断して利用可能になる一方で、タスクマネージャーで確認するとシステムプロセスが大きなメモリを消費しているように見えるようになるようです。
不具合も潜んでいる
最新ビルド10525は既知の問題を抱えています。
モバイルホットスポットでは有効なIPアドレスの取得に失敗してしまいインターネットへのアクセスができないほか、Storeから”Movies & TV”アプリをアップデートするとビデオ再生に不具合が生じるようです。他にも言語パックの問題が挙げられています。
Source:Microsoft Blog