中華2in1タブレット登場、10.1型『Onda oBook 10』のスペック―着脱キーボード

公開日: : 最終更新日:2015/12/06 ONDA

 この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。

 中国メーカーONDAが11月27日に新しい2in1タブレット『Onda oBook 10』のリリースを予告しています。ノートパソコンとしても使えるキーボードドックが付属します。

obook10-03

『Onda oBook 10』のスペック

 『Onda oBook 10』は10.1インチのフルHD(解像度1920x1080)ディスプレイに、Intel Cherry Trail Atom x5プロセッサ、RAM 2GB、内部ストレージ32GB eMMCを搭載したWindows 10 タブレットです。

 同様のスペックを持つ中国メーカー製タブレットが増えていますが、『Onda oBook 10』はキーボードドックを最大の特徴としています。

着脱式キーボードドック

obook10-01

 11月27日の説明によると360度の角度に対応するヒンジデザインを特徴とした着脱式キーボードドックが標準で付属するようです。

 10インチ以上の中国メーカー製タブレットではMicrosoft Surfaceシリーズのようなスタンド機構を備えないタイプカバー風のキーボードが別売りで販売されているのを見かけますが、『Onda oBook 10』はスタンド機構を備え、タブレットの向きを問わない着脱式キーボードドックとなっていました。

 タッチパッドを搭載しているのでネットブックとして使えそうな印象です。

主な仕様・スペック

 『Onda oBook 10』はIntel Cherry Trail Atom x5プロセッサとしかアナウンスされていませんが、RAM 2GB+ROM 32GBという仕様から「Intel Atom x5-Z8300プロセッサ」ではないかと思われます。

 x5-Z8300は1.44GHz~1.84GHzクアッドコアなので現行の格安タブレットに多いAtom Z3735Xプロセッサ(最大1.83GHz)を少し改善したような体感速度と思われます。

obook10-02

インターフェイス

 『Onda oBook 10』はインターフェイスとしてMicroUSBとMicroHDMI、3.5インチヘッドホンジャックのほか、キーボードドック側にフルサイズUSB3.0x2基を搭載しているようですが正式発表ではないのでリリースまでに仕様変更があるかもしれません。

 MicroSDカードスロットは最大128GBに対応しているほか、カメラは前面200万画素で背面は非搭載となっています。

バッテリー容量

 バッテリー容量は8,000mAh。

 ヘッドホンジャックとは別の丸い穴があるため、MicroUSB充電ではなくACアダプタ経由かもしれません。

通信・センサー

 通信はWi-Fiが802.11 b/g/n、Bluetooth はバージョン4.0、重力センサーに対応。

 モバイル通信は非対応となっています。

本体サイズ・重量

 キーボードドック込みの本体サイズは 28.8 x 19.5 x 1.55cm、重量が1.2kgとなっています。

 いずれのスペックも確定ではないので今後変更または修正があると思われます。

リリース時期を考える

 発売時期や価格などは明らかにされていませんが、USB Type-CやRAM4GBといった最先端ではない仕様のため数週間以内にはリリースされるのではないかと期待しています。

ONDAは先日、LenovoのYogaシリーズに似たコンバーチブルPC『oBook 11』をリリースしています。

 Lenovo Yoga風なAtom X5搭載コンバーチブル『Onda oBook 11』リリース―スペック・価格

よく一緒に閲覧される記事

PAGE TOP ↑