Google、レーダーによるジェスチャー入力『Project Soli』搭載スマートウォッチ披露
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周辺機器
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Google ATAPチームが開発者会議Google I/O 2016のセッションにおいてレーダーによるジェスチャー操作を実現する『Project Soli』搭載のスマートウォッチを披露しました。
Google ATAP、『Project Soli』搭載スマートウォッチ披露
GoogleのAdvanced Technology & Projects(ATAP)チームは、これまで「Project Tango」や「Project Ara」を発表しています。今回はレーダージェスチャーの『Project Soli』に進展がありました。
Project Soliの動画
Google ATAPチームが公開した『Project Soli』の動画で具体的な動作を確認できます。
『Project Soli』の動画でもわかるようにスマートウォッチ向けという技術ではなく、スピーカーや楽器などジェスチャーによる入力操作を行う技術が進化して小型化を実現、スマートウォッチにも搭載できるほどになったということです。
従来は消費電力が1.2Wでしたが現在は0.054Wにまで省電力化し電力の差は22倍になったほか、小型化にも成功しています。
スマートウォッチの小さなディスプレイに触れる事なく離れた場所から手の細かい動きをレーダーで検知、ジェスチャーを読み取る仕組みのようです。
『Project Soli』搭載スマートウォッチの具体的な動作はTheVergeが公開した動画で確認できます。
Googleは『Project Soli』開発者キットを2017年に提供する予定としています。
今後、どのような形でスマートウォッチやスピーカー、そしてスマートフォンやタブレットなどに組み込まれるのか楽しみになるプロジェクトです。