格安SIMカードで『Viber』アプリ間の無料電話を試す、通話6分間のデータ通信量

公開日: : 最終更新日:2016/07/07 その他、最新情報 , ,

 この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。

 前回はインターネット電話アプリ『Viber』で光回線を使ったアプリ間の無料通話について感想を書きましたが、今回はドコモMVNO事業者の格安SIMカードを使って快適に、遅延を意識する事なく通話できるか試した内容を記録します。

SN_20141226-01

『Viber』のアプリ間通話を格安SIMカードで試す

 今回のテストで『Viber』をインストールしたデバイスは「Google Nexus 6」と「Apple iPhone 6」の2台です。Nexus 6は月額0円で月間499MBまで使える格安SIMカード「So-net 0SIM」(記事一覧へ)を、「Apple iPhone 6」は通信キャリアSoftbankの通常SIMカードを使っています。

0SIM-by-So-net-Review-iOS-iPad-iPhone-APN-Settings-_2850

雑誌の付録で付いてきた『0SIM』を使っての通話テスト

 「iPhone 6」側は通信キャリア回線なので安定していますが、私の「Nexus 6」は格安SIMカードということもあり、なるたけ光回線の時を選んで通話していました。先日、出先で通話する機会があり今回の記事に繋がった次第です。

格安SIMカードでViber通話した感想

 はじめに感想を申し上げると『Viber』+格安SIMカードで通話は快適でした。auひかりで通話した時と比べても違和感なく通話していました。なんといっても自宅に戻ってから格安SIMカードで通話してたんだと気付いたくらいですから『Viber』恐るべし。

 車の往来が激しい場所で通話していたのですが、手持ちのガラケー「au GRATINA2」より聞き取りやすいですね。ふすま越しに2歩離れて話している感覚から ふすまを開けて1歩 近づいて話しかけてくれているような違いを感じました。

 その違いは京セラGRATINA2のディスプレイを振動させて相手の声を届けるという「スマートソニックレシーバー」の影響もあると思います。

func_img06

京セラの「スマートソニックレシーバー」 img : kyoucera

約6分間のデータ通信量

 通話履歴を見ると格安SIMカードのまま6分5秒にわたり会話していたのですが、その通話で消費したデータ通信量を見ると4.05MBでした。思った以上に少ないですね。『0SIM』は月額0円で499MBまで使えますから10倍の1時間ほど話しても41MB程度になる計算です。

 auガラケーの無料通話パッケージを考えると破格と言える通話料金です。例として「プランSSシンプル」(詳細はauウェブサイトへ)は無料通話1,000円分(最大25分)を含めて1,868円(誰でも割で934円)になります。

 『Viber』は国内の固定電話へ通話料が0円(詳細は文末リンクの前回の記事を参照)なので頻繁に電話する間柄であれば『Viber』導入を検討し、お店の予約等などで固定電話へ発信する際は「Viber Out」を利用するのも良いかと思われます。

連絡先の公開という問題点

 便利な『Viber』もまたLINE同様にコミュニケーションツールということでメッセージ機能を使おうとすると”連絡先”情報を『Viber』のサーバーへアップロード、シェアしなくてはなりません。(通話だけなら不要でした)一時期は暗号化されていないとして問題になったようですが今は対処されているようです。

 それはともかく”連絡先へのアクセスを許可”すると使っている携帯電話番号をスマートフォン等に登録している『Viber』ユーザーに通知が送られる仕組みとなっているところが個人的に嬉しくない機能です。

 以前、SMS対応の格安SIMカードでLINE認証したところ過去に女性が使っていた電話番号だったらしく全く知らない男性数人からスタンプや電話がかかってきたことがあり驚きました。「○○ちゃんだよね?」って、、、迷惑でした。

ViberはSMSまたは電話で認証

 『Viber』は利用開始時にSMSまたは電話による認証が必要で、これはデータ専用の格安SIMカードでは登録できないことを意味していますが、私の「0SIM」はデータ専用です。さらに今回の通話先である「iPhone 6」所有者もメッセンジャーアプリは疲れるから誰にも知られたくないとのこと。つまり2台とも通常のSIMカードに与えられた電話番号を必要とするSMS/電話認証は断りたいという状況です。

 それでは何故 使えているのか、それは次回の「誰にも内緒で『Viber』を始める方法」で記録したいと思います。

 この話には続きがあります。
 誰にも知られず内緒でViberを始める方法、データ通信専用SIMカードも認証OK

 前回の話
 固定電話への通話料0円、楽天『Viber』が便利だった話

 関連記事
 月0円~の格安SIMカード『0SIM by So-net』購入レビュー04、iOS(iPad)でAPN設定する

 Viberの記事一覧へ/月0円の『0SIM』記事一覧

よく一緒に閲覧される記事

NUROモバイル、10月1日から初期費用を有料化へ

ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が2024年10

ドンキ格安SIM「マジモバ」は安いか、月額料金と利用するメリット

ドン・キホーテやアピタ、ユニーなどを展開するパン・パシフィック

無料の「JCOM 120Mコース」は使えたか、開封と感想・注意点・スピードテスト結果

引越し先のマンションが「J:COM In My Room」加入物件の

→もっと見る

PAGE TOP ↑