誰にも知られず内緒でViberを始める方法、データ通信専用SIMカードも認証OK

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 インターネット電話アプリ『Viber』の話も3回目となり変な方向へ進んできました。

 今回は通信キャリアや格安SIMカードの電話番号を使わず”連絡先(電話帳)へのアクセスを許可”してしまっても相手に『Viber』を始めたことが通知されず、内緒でサービスを利用できる方法を記録したいと思います。

 また、この方法は電話番号(SMS含む)で認証できないデータ通信専用の格安SIMカードでも『Viber』を始めることができる方法でもあります。

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内緒の電話番号で『Viber』を開始する方法

 最初にインターネット電話アプリ『Viber』の記事を振り返ります。急ぎの方は見出し「電話認証を使った内緒で『Viber』を始める方法」から読まれる事をオススメします。

 初回はアプリ間通話が遅延なくクリアな音声で会話を楽しめるほか、”Viber Out”の固定電話へ発信しても通話料0円というキャンペーンを使った感想を書きました。
 →初回の記事:固定電話への通話料0円、楽天『Viber』が便利だった話

 第二回の記事では、初回で利用していた光回線ではなくモバイル通信、しかも「0SIM by So-net」という月間499MBまでは無料で使えるドコモMVNOの格安SIMカードで通話を試した感想を記録しました。
 →2回目の記事:格安SIMカードで『Viber』アプリ間の無料電話を試す、通話6分間のデータ通信量

 いずれも結果は良好で『Viber』恐るべしといったところです。

初回認証で使った電話番号について

 7月に入ってから『Viber』を毎日のように使うようになりました。通話だけでなくメッセンジャー機能も利用しています。メッセージのやりとりを開始するにあたりチャット相手(管理人)を登録して簡単に会話できるようにしたいと言われ、確認したところiPhone(iOSアプリ版という意味)では”連絡先の許可”をしないと管理人をはじめとした相手全般をコンタクトリストに登録できない仕組みになっているようでした。

 しかし、”連絡先へのアクセスを許可”してしまうと初回認証に使った電話番号をスマートフォンやガラケーの連絡先(電話帳など)に登録していて、かつ『Viber』を使っている知人たちに「○○さんがViber、はじめました」と通知がいってしまいます。

 そうすると個人的にメッセージや会話をするような間柄ではない人から連絡が入るようになります。会社や学校にサークル・習い事などで電話番号を交換した程度の相手から思わぬラッシュがあると困りますよね。例として女性の場合では異性の上司や先輩からポツリポツリと連絡がくることなども想定されます。

 今回の記事は、これらの問題を避ける方法です。

初回認証はSMSまたは電話着信でOK

 『Viber』は楽天が買収した理由でもある電話番号がアカウントとして紐付いています。

 認証に使う電話番号は通信キャリアで販売しているスマートフォンの購入者ならMNPなどで長らく使ってきた090番号かもしれません。これは格安SIMカードであってもSMS対応SIM、MNPした音声通話SIMであれば同じことが起こります。認証方法にかかわらず連絡先へ通知が送信されてしまいます。

 、、、。

 しかし、2つの認証方法が存在していることで抜け道が発生しています。今回は内緒で『Viber』を始めるためには電話認証を選びます。(海外の無料SMSを利用する方法もありますが、相手に海外番号を教える事になるので対象外としています。)

Viberに使う電話番号を選ぶ

 この電話認証には当たり前ですが着信できる電話番号が必要になります。

 それを用意するために050plusなどの有料サービスを1ヶ月間だけ使うという手もありますが、後々のことを考えると長く使える無料の電話番号を確保したいと思います。

 タブクルで2012年に050電話の比較をしたことがありましたので参考に紹介します。
 →固定電話を開放せよ!モバイル050比較編(2012年6月の記事)

 当時の記事を見ていただくと「FUSION IP-Phone SMART」が月額0円で維持できます。(この050サービスを使ってiPod TouchやASUS Fonepadで通話できるか試みた記事一覧へ)

 そうです、この「FUSION IP-Phone SMART」を使って初回の電話認証を行います。

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 「FUSION IP-Phone SMART」で取得した050番号を知っているのは楽天グループくらいだと思うので連絡先に関係者がいない限り思わぬ通話やメッセージは来ないと思われます。

FUSION IP-Phone SMARTを直接使うのはダメなのか

 「FUSION IP-Phone SMART」は050番号が付与されながらも月額0円という画期的なサービスで、同じIP電話網であれば通話料は0円です。それでは同サービスを利用すれば解決するのではないかと思うかもしれません。

 なぜ『Viber』でなければダメなのか、次の簡単な比較で説明してみたいと思います。

  • 『Viber』:Viber Outをクレジットカードで購入しない限り通話料の請求なし。
  • FUSION IP-Phone SMART:番号取得時にカード登録済みなので電話発信すると通話料が請求される。

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相手にSIPアカウント情報を教えたら、、、。

 『Viber』は050電話サービスではないので、うっかりミスさえ発生しないという強みがあります。これは無料通話をしたい相手(家族・親戚)がスキル不足というケースに威力を発揮します。

 もし、そういった相手に「FUSION IP-Phone SMART」のID/パスワードを渡すと思わぬ請求が舞い込んでくる可能性が考えられますが、FUSIONの050番号で認証した『Viber』アカウントであれば仮に電話発信したくなったらユーザー自らViber Outにクレジットカードを登録すれば良いことになるのでリスクはありません。

アプリ導入~実際の利用が容易

 『Viber』の導入でさえ手間に思う人が多いかもしれないので「FUSION IP-Phone SMART」をインストールしてあげて、「こういう使い方はしないでね!」というのは質問もあるだろうし大変です。そう考えると『Viber』をインストール~初回認証までしてあげて後は電話かメッセージで連絡して!というだけなのでシンプルです。

電話認証を使った内緒で『Viber』を始める方法

 ここまでの説明を箇条書きにまとめます。

  1. FUSION IP-Phone SMARTに登録する(要クレジットカード)
  2. Viberを自分と相手のスマートフォンやPC等にインストールする
  3. Viber初回認証に「1」で取得した電話番号を入力する
  4. SMS送信エラー画面が表示されたら電話認証へ進む
  5. 電話がかかってきたら2回コードが読み上げられるのでメモして入力
  6. 相手とViberを使った電話とメッセージ交換ができたら、念のため互いの携帯電話番号をViberで検索してみてヒットしなければ完了。050番号ではヒットします。

 上記の作業により手持ちのスマートフォンに『Viber』をインストールしながら内緒の050番号で好きな人と気軽に連絡がとれるようになります。

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 格安SIMカードで『Viber』アプリ間の無料電話を試す、通話6分間のデータ通信量

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