500円で買えるスマホ『Freedom 251』、予約数7万に対し初回出荷5,000台に
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スマートフォン Freedom 251
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インドのスマートフォンメーカーRinging Bells社は7月8日、約420円で購入できるスマートフォンとして話題を集めた『Freedom 251』の出荷を開始しました。しかし、予約数7万台に対して出荷予定数は5,000台と僅かな台数になっています。
格安スマホ『Freedom 251』が購入者に届かない状態
2016年2月に突如として251ルピー(当時レートで約418.6円)という破格値での発売された『Freedom 251』は予約開始から2日間で5,000万台のプレオーダーがあったことが発表されています。また、その際に初回出荷分として250万台を4月10日より発送する予定だと告知していました。
しかし、ADCOM社のスマートフォンを流用していると報じられたり、販売停止という騒動もあり、その後インドメディアが20万台を確保しているという報道をするなど混乱が伝えられていました。
たしかにRinging Bells社は6月に20万台の部品を工場に置いているようですが、政府からの補助金がなければ大赤字になるとしてインド政府に日本円で7,490億円を求めており、それがなければ今後数ヶ月間は出荷できないとしています。なお、すでに完成している5,000台については残り760台まで出荷が完了しているようです。
販売しているRinging Bells社は政府の支援を受けて超低価格を実現したことを明らかにしていましたが、出荷停止の理由も政府となりそうです。
大問題に発展しそうな話ですが、渦中のRinging Bells社は新しいスマートフォンなどを3,999ルピー~4,499ルピーで発表、展開しています。
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