ソフトバンクから毎月1万円のナゾ請求「かざして募金」騒動が話題に
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ソフトバンクからの請求が高すぎるというユーザーが明細を見たところ、日本ユニセフへ10,000円の募金が上乗せされていた、身に覚えがないとして同社の募金サービス「かざして募金」の仕組みが話題となっています。
パスワード認証不要で数クリック契約「ソフトバンク かざして募金」
今回「かざして募金」で被害を訴えたTwtterユーザーは9月29日から騒動の一部始終を投稿しています。大きな流れを箇条書きにすると次のようになっていました。
- 明細に10,000円の募金が上乗せされていた
- ソフトバンク担当「かざして募金」を利用、夫婦で5,000円ずつ9/2に募金
- 契約内容を見ると毎月1万円ずつ寄付する契約に
- サービスセンターへ電話、契約の解除をした
- すでに募金した金額は「利用されたのだから」という理由で返金されない
- 交渉の末、翌月の電話料金から割引という話に
以上のような流れで何とか返金に近い形となったようですが、「どのタイミングで募金契約したのか」という点に話題は移ります。
どのタイミングで募金契約が完了したのか
同氏は「いつ、どのような経緯で募金しているのか」納得できないとして端末の履歴を確認、そこで判明したのはソフトバンクからの広告メールでした。
件名は「ソフトバンクお知らせメール(PR)」となっていたとのこと。
メールはHTML形式で上図のような「2タップで申込完了」を謳っています。ケータイ料金と一緒にというところがポイントのようですね。
問題点は次のところだと指摘しています。
- パスワードや個人情報の入力画面は表示されず、僅か2タップで申込完了
- 初期状態で毎月の寄付継続にチェックが入っている
この話を知って「かざして募金」を試したソフトバンク利用者によると、募金金額は100円~1万円(100円、500円、1,000円、3,000円、5,000円、10,000円)でPC操作など環境の違いはありますが2~3タップで募金契約が完了になったとのこと。
サービスイメージ
問題は金額を選ぶ際に「毎月継続寄付」へ最初からチェックが入っていることです。申込者は手動でチェックを外さないと自動的に100円~1万円の寄付が毎月ケータイ料金へ上乗せされ続ける事になります。
「かざして募金」とは
ソフトバンクが企業活動を通した社会貢献の一つとして、SoftBankの携帯電話の利用料金の支払いと一緒に継続的な寄付ができるよう開始したサービスが「かざして募金」。
ソフトバンク利用者は請求額が高いと感じた場合、明細を確認してみるといいかもしれません。