VivoBook X202E 購入レビュー | SSD化用のディスクを注文、何故ソレか
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ASUS, 周辺機器 SSD, VivoBook X202E
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昨日「VivoBook X202E」の高速化に向けてSSDを調査、比較しました。
価格と容量、性能のバランスから選び出すのは困難でしたが
最終的にエントリーNo.3:「Samsung MZ-7PD256B/IT」を選びました。
何故ソレを購入したのか、ドコが魅力に思えたのかを記録しておきます。
「Samsung MZ-7PD256B/IT」を選ぶワケ
今回選択した「Samsung MZ-7PD256B/IT」はディスク容量が256GBあります。
安価な128GBモデルもあり 256GBは2倍の値段です。
容量が2倍だから価格も、、、という話ではなく
それ以上の価値として「キャッシュ容量」、「シーケンシャルライト」にも差があるためです。
<128GBモデルの「Samsung MZ-7PD128B/IT」>
- シーケンシャルライト:390MB/sec
- キャッシュ容量:256MB
<256GBモデルの「Samsung MZ-7PD256B/IT」>
- シーケンシャルライト:520MB/sec
- キャッシュ容量:512MB
その他に「シーケンシャルリード」や「ランダムリード(QD32)」
「ランダムリード(QD1)」も256GBモデルは僅かながらも向上しています。
この「SSD 840」と呼ばれるシリーズは3モデルあり
容量は128GB、256GB、512GBとなっていますが
256GB と 512GB の間に性能的な差はありません。
そのため、128GBが半額なのは容量だけでないという点で
エントリーNo.4:「Samsung MZ-7PD128B/IT」を断念しました。
SSD 840シリーズとは
「Samsung MZ-7PD256B/IT」は「SSD 840シリーズ」という最新モデルの1つです。
1世代前は「SSD 830シリーズ」となり
前回のエントリーNo.1:「Samsung MZ-7PC256B/IT」が該当します。
<新しい「SSD 840シリーズ」は何が違うのか>
もともと「SSD 830シリーズ」はトリプルコアコントローラーなどで人気があったようですが
そこから更に、Cortex-R4ベースの新型コントローラー「MDX」を採用し
動作周波数を220MHzから300MHzへ向上させているとのことです。
<NANDフラッシュについて>
同じく「840 PRO」というシリーズとの違いはNANDフラッシュです。
(訂正):今回840PROを購入していました。
- 「840 PRO」:MLCを採用(今回、購入したシリーズ)
- 「840 無印」:TLC(Triple Level Cell)を採用
<TLCとMLCの違い>
「1セル当たりの保存データ数」と「書き換え可能な回数」が異なります。
- MLC:2bit/1セル当たり
- TLC:3bit/1セル当たり、安価に大容量が強み、SSDの寿命が短い
「SSD 840」シリーズはTLCを採用していますがSSDの寿命対策をしているとのこと
- オーバープロビジョニング領域に使用
- ファームウェア調整により同じセルへの書込回数を減らし耐久性を向上
低消費電力という魅力
ノートパソコンでは狭い空間に精密機器が密集する事から熱対策は
基本的な延命に繋がると考えていまして重要だと判断しました。
SSDは日頃見ていないので苦労しましたが
良さげなSSDを購入できたと思います。
プライムで注文しましたが珍しく明日到着になってしまいました。
次回は、SSD化前の「VivoBook X202E」でベンチマークを記録します。
「Samsung MZ-7PD256B/IT」の価格
2012/12/03時点の価格とレビュー数です。
- 価格:送料込み 21,398円 / (レビュー1件)
更新中。。。
Souce : SSD 840ページ