Huawei Mate 9 発表、RAM6GB/デュアルレンズなどスペック・対応周波数―日本でも発売

公開日: : Huawei(ファーウェイ)

 この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。

 Huaweiは米国時間11月3日、ドイツでミュンヘンで開催したグローバルな新製品発表イベントにおいて、最新フラッグシップとして『HUAWEI Mate 9』および『PORSCHE DESIGN HUAWEI Mate 9』を発表しました。

Huawei-mate9-01

Huawei Mate 9のスペック・対応周波数

 『HUAWEI Mate 9』は5.9インチFHD解像度にRAM4GBを搭載した通常モデルと5.5インチにRAM6GBを搭載したポルシェデザインモデルの2種類が発表されました。

 主な特徴は次のようになっています。

  • 世界最高性能のスマートフォン向けプロセッサ「Kirin 960チップセット」搭載
  • EMUI 5.0による直感的なユーザーインターフェイス
  • 20分で1日持続するだけの充電を実現
  • 第2世代のデュアル・ライカレンズ搭載、1つは1,200万画素RGBセンサー、もう1つは2,000万画素モノクロセンサー

 上記の特徴について詳細も説明されています。

Kirin 960チップセット搭載

 Kirin 960はARM Cortex-A73/A53 オクタコアCPUとMali G71 オクタコアGPUを搭載した世界初のチップセットで、15%消費電力を削減しながら全てのスマートフォン向けSoCの中で最高のマルチコアパフォーマンスを提供するとしています。

Huawei-mate9-02

 CPU内訳はA73(2.4GHzクアッドコア)+A53(1.8GHzクアッドコア)のオクタコア構成で、RAMはLPDDR4、ROMはUFS2.1フラッシュメモリーをサポート。

高速充電バッテリー

 『HUAWEI Mate 9』にはスマートフォンとしては大容量と言える4,000mAhバッテリーを搭載しています。

Huawei-mate9-04

 動画再生20H/音楽再生105H/3G通話30H/4Gブラウジング20Hが可能。

 また高度な省電力技術によりフル充電で2日間駆動を実現したとしています。これによりCDMA通話時間が40%増加、ゲームプレイ時間は20%増加するとしています。

Huawei-mate9-03

 驚異の5A入力というSuperChargeで20分で1日持続できるまで充電できるますが、5つの保護機能でバッテリーは安全とのこと。

Huawei-porsche-design-mate9-02

 インターフェイスはUSB Type-Cを採用。

第2世代デュアルレンズカメラの開発

Huawei-mate9-05

 ライカと共同開発したという第2世代のデュアルレンズカメラを目玉としており、1つは1,200万画素F2.2のRGBセンサー、もう1つは2,000万画素F2.2のモノクロセンサーを搭載、それらが連携して素晴らしい写真を生成するとしています。

Huawei-mate9-06

 モノクロセンサーはライカの抽象的なイメージ映像を再現、RGBセンサーはリアルな色を捉えるとの事。これらにより夜間でも優れたショットができるとしています。また、レーザーフォーカスや深度フォーカス、コントラストフォーカスなど4-1ハイブリットオートフォーカスを搭載。4K動画の録画にも対応。

 前面には800万画素のセルフィーカメラを搭載、オートフォーカスに対応しています。

モバイル通信/対応周波数

 『HUAWEI Mate 9』はデュアルSIMスロット、そのうち1つはMicroSDカードスロット兼用となっています。また対応周波数の異なる「MHA-L29」と「MHA-L09」の2種類が存在しています。

Huawei-mate9-07

「MHA-L29」の対応周波数

 「MHA-L29」のスロットSIM1の対応周波数。

  • 4G TDD LTE: Band38/39/40/41(100MHz)
  • 4G FDD LTE:Band1/2/3/4/5/7/8/9/12/17/18/19/20/26/28/29;
  • 3G UMTS(WCDMA)/HSPA+/DC-HSDPA:Band 1/2/4/5/6/8/19
  • 3G TD-SCDMA: Band34/39
  • CDMA EV-DO Rev. A: BC0(800MHz), only for China Telecom
  • 2G GSM: 850/900/1800/1900MHz

 「MHA-L29」のスロットSIM3の対応周波数。

  • 3G UMTS(WCDMA): Band 1/2/4/5/6/8/19
  • CDMA: BC0(800MHz),only for China Telecom
  • 2G GSM: 850/900/1800/1900MHz

「MHA-L09」の対応周波数

 「MHA-L09」はSIMスロットは1つのシングルSIM構成で対応周波数は次のようになっています。

  • 4G TDD LTE: Band38/39/40
  • 4G FDD LTE:Band1/2/3/4/5/7/8/9/12/17/18/19/20/26/28/29;
  • 3G UMTS(WCDMA)/HSPA+/DC-HSDPA:Band 1/2/4/5/6/8/19
  • 3G TD-SCDMA: Band34/39
  • 2G GSM: 850/900/1800/1900MHz

 NFCサポート。

スペック表

 タブクル調べ
 tabkul.com
HUAWEI Mate 9
OS Android 7.0 with EMUI 5.0
CPU HUAWEI Kirin 960, Octa-core CPU (4 x 2.4 GHz A73+ 4 x 1.8 GHz A53) + i6 co-processor, Mali-G71 MP8
RAM 4GB
ストレージ 64GB
SDカード MiroSDカードスロット最大256GB
液晶 5.9インチ
解像度 1920 x 1080  373ppi
前面カメラ 8MP AF, F1.9
背面カメラ 20MP Monochrome+12MP RGB, F2.2
Wi-Fi 802.11a/b/g/n/ac
GPS GPS/Glonass/Galileo/BDS
Bluetooth Bluetooth 4.2
USB USB Type-C
サイズ 156.9 x 78.9 x 7.9mm
重さ 190g
バッテリー 4,000mAh

 ※センサーは指紋/重力/ジャイロ/コンパス/環境光/近接/ホール/気圧計/赤外線。

PORSCHE DESIGN HUAWEI Mate 9のスペック

 特別仕様の『PORSCHE DESIGN HUAWEI Mate 9』は画面サイズが異なり5.5インチで解像度は2,560x1,440/534ppiと高く、本体サイズは152x75x7.5mm、重量169g。

Huawei-porsche-design-mate9-03

 基本スペックで異なるのはMemory関係で上図のようにRAM6GB/ROM256GBとなっています。その他バッテリーやCPUは変わりません。

発売国とカラーバリエーション・価格

Huawei-porsche-design-mate9-01

 『HUAWEI Mate 9』のカラーバリエーションはブラック、スペースグレー、ムーンシルバー、シャンパンゴールド、モカブラウンとセラミック・ホワイトで展開され、『PORSCHE DESIGN HUAWEI Mate 9』はグラファイトブラックの1色展開になる予定。

 『HUAWEI Mate 9』の第1次発売国として日本を含めた12カ国が発表されました。米国が含まれていません。

 『HUAWEI Mate 9』(RAM4GB+64GB)の価格は699ユーロ(約8.0万円)、『PORSCHE DESIGN HUAWEI Mate 9』(RAM6GB+256GB)の価格は1,395ユーロ(約15.97万円)となっています。

 Source:HAUWEI

よく一緒に閲覧される記事

HonorがAndroid14ベース「MagicOS 8.0」発表、AI強化など

中国の通信機器最大手華為の元サブブランドで2020年に独立し

HUAWEI MatePad 11 (2023)のディザー動画が公開、光干渉97%カットなど

中国Huaweiが現地時間3月23日に上海で新製品発表イベントを行い

イヤホン内蔵スマートウォッチ「Huawei Watch Buds」の新たなリーク

中国Huaweiが現地時間2022年12月2日19時に発表予定の最新

→もっと見る

PAGE TOP ↑