5.5型PC『GPD WIN』でベンチマークテスト、同CPUのSurface 3 と比較:CrystalDiskMark/ドラゴンクエストXほか
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魅惑の小型PC『GPD WIN』製品レビュー、今回はCrystalDiskMarkやドラゴンクエストXといったベンチマークソフトを使ったスコアを掲載、同じCPUを搭載するSurface 3との比較をしたいと思います。

小型PC『GPD WIN』でベンチマークスコア
はじめに「CPU-Z」でCPU情報を表示させました。

続いてメモリ情報。

YbInfo
YbInfoでバッテリー状況をチェックしました。

バッテリーはIntel製、設計容量は6700mWhとなっていました。
CrystalDiskMark
次はCrystalDiskMarkによるディスクの読み書き速度をチェック。

思ったよりも読み書き速度が速いですね。下記はSurface 3のスコアです。

上図は2015年6月時点のSurface 3におけるスコアです。eMMCが進化しているのか『GPD WIN』が高速eMMCを使っているのかわかりませんがSurface 3よりも良いスコアとは驚きです。
ドラゴンクエストX ベンチマーク
そしてドラゴンクエストX ベンチマークのスコア。

標準設定におけるスコアは「2464」となりました。続いてSurface 3のスコア。

ほぼ同じ数字となっていました。Surface 3 のベンチマーク記事では他の設定でも計測しています。
Windows エクスペリエンス
Windows エクスペリエンスを計測したところ、下図のような結果としていました。

続いてSurface 3の結果。

プロセッサとメモリ、グラフィックスともに全く同じスコアですが、やはり先ほどのディスクで差がありました。Surface 3 は6.95、『GPD WIN」は7.2となっています。
スペック比較
| タブクル調べ tabkul.com |
GPD WIN | Microsoft Surface 3 |
| OS | Windows 10 Home | Windows 10 |
| CPU | Intel Atom x7-Z8700プロセッサ 1.6GHz-2.4GHzクアッドコア |
Intel Atom x7-Z8700プロセッサ 1.6GHz-2.4GHzクアッドコア |
| RAM | 4GB LPDDR3-1600 | 2GB / 4GB |
| ストレージ | 64GB eMMC 4.51 | 64GB / 128GB |
| SDカード | MicroSDカード最大128GB | microSDカードリーダ |
| 液晶 | 5.5インチ/Gorilla Glass 3 | 10.8インチ/アス比3:2 |
| 解像度 | 1,280x720/267ppi | 1920 x 1080 |
| 前面カメラ | 非搭載 | 350万画素 |
| 背面カメラ | 非搭載 | 800万画素 |
| Wi-Fi | 802.11 ac/a/b/g/n | 802.11 ac/a/b/g/n |
| GPS | ― | LTE:GPS A-GPS GLONASS |
| Bluetooth | Bluetooth 4.1 | Bluetooth 4.0 |
| USB | USB Type-C/ フルサイズUSB | フルサイズUSB3.0/microUSB |
| 映像出力 | Mini HDMI | Mini DisplayPort |
| サイズ | 155 x 96 x 20 mm | 267 x 187 x 8.7 mm |
| 重さ | 300g | Wi-Fi:622g/4G LTE:641g |
| バッテリー | 6,000mAh | ビデオ最大10時間 |
※GPSはSurface 3 4G/LTEモデルのみ。
倍以上の価格差を考えると『GPD WIN』は孤高の小型PCと言えそうです。
Surface 3 のベンチマーク記事へ
→Surface 3 (4G LTE) のパフォーマンス・レビュー:ドラクエXベンチマークとWindows エクスペリエンス、CrystalDiskMarkのスコア
GPD WINの価格
今回『GPD WIN』を提供いただいたGEARBESTでは間もなく予約受付が終了、出荷を迎えます。記事投稿時点における予約価格は37294円となっています。
『GPD WIN』の最新価格と製品画像・スペック表は下記の予約販売ページより確認できます。
前回の開封レビューへ
→Atom x7版 GPD WIN 製品レビュー、完成度が高い小型PC(開封~起動編)
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気付けばブログ執筆そのものがライフワーク。ども、タブクル管理人です。
かつて夢見た「タブレットやスマホを操り、生産的な活動をする未来」。最近は、その実現を加速させるAIに夢中です。AIは思考力を奪うという意見もありますが「どう使うか、どんな指示を出すか」と、以前より思考力が試される時代の幕開けだと思います。





















