Microsoft、eSIM搭載『Always Connected PC』構想を発表–ASUS/VAIO/Xiaomiなど参加

公開日: : 最終更新日:2017/07/01 Windows ,

 この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。

Microsoftは台湾で開催中のComputex Taipei 2017においてIntelおよびQualcommと協力して展開する常時接続PC『Always Connected PC』構想を発表しました。

Win10-on-ARM-SD835-01

Microsoft、eSIM搭載『Always Connected PC』構想を発表

『Always Connected PC』はLTE通信に対応したモデムと次世代SIMカードとなるeSIMを搭載したパソコンとなり、ユーザーはSIMカードの差し替えを行うことなくWindows上から通信キャリアを変更できるようになります。

eSIMに対応する通信キャリアはKDDIを含め、AT&T, BT/EE, DTAG/T Mobile, Vodafone, Orange, Tele2, Swisscom, 3, China Mobile, Gemalto, Oberthur, Gigsky, Transatel.が挙げられています。

パートナーはASUS、HP、Huawei、Lenovo、VAIOとXiaomiが挙げられており、そのうちASUSとHP、LenovoからSnapdragon 835チップセットを搭載したパソコンがリリースされることが明らかにされました。

Win10-on-ARM-SD835-07

Windows 10 上で動作するSnapdragon 835、8コアが表示されています。

Win10-on-ARM-SD835-08

タスクマネージャー上に表示されたモバイルのグラフを表示している様子。

Win10-on-ARM-SD835-12

Qualcomm Snapdragon 835を搭載したモバイルPCプラットフォーム試作ボード。

同CPUで動作するOSということでWindows 10 on ARMになると思われますが記事投稿時点では詳細に触れられていません。これまでの発表ではARM上で動作するようにネイティブにコンパイルされたMicrosoftのWindows 10デスクトップのフルバージョンであり、Universal Windows PlatformアプリケーションおよびWin32アプリケーションのエミュレーション経由で実行できることが明らかにされています。

前回の話
『Windows 10 on ARM』は5/31発表へ #Computex2017

よく一緒に閲覧される記事

Windows 11、新たにワイヤレスでAndroid端末データへアクセス可能に

Microsoftは米国時間2024年7月25日、Window

「MS-DOS 4.0」がオープンソース化、GitHubで公開中

Microsoftは米国時間2024年4月25日、同社の公式ブ

MS曰く「QualcommはAppleに勝てる」、AIパソコンで出来ること

Microsoftは5月にシアトルで開催するイベントでAIパ

→もっと見る

PAGE TOP ↑