128GB対決か、「iPad 4」で799ドル vs 「Surface Pro」を999ドル。
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Apple, Microsoft Surface iPad, Surface Pro
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実に Apple は賢いと感心してしまいます。
新デザインの iPad mini を手にすれば iPad は古く感じてしまいます。
だからといって、iPad 5 が登場するまで現状を放置するのではなく
現行の iPad 4 に 128GBを搭載することで「iPad mini と差別化」と
「Retina 搭載タブレットとして Surface Pro 128GBと対決」という
アップルの描いたシナリオが見えて来ました。
iPad 128GB vs Surface Pro 128GB
Windows と Mac は大昔からの比較対象でしたが
今回は、まさかの iOS vs Windows 8 です。
アップル側は既存のiPad 4 に容量を増やすだけという頭脳作戦です。
しかも iPad mini との差別化もできて一石二鳥。
仕掛けられたマイクロソフトは、「Windowsの既存アプリが使える」と
「Windows でタッチ操作ができる」を合言葉に戦うしかありません。
初回の出荷台数が少ないとも噂されている Surface Pro は不利です。
そもそもWindows仲間のASUSやACER 、DELL、HP等のシェア争いもあります。
iPad は、急速に 音楽クラウド連携や アプリの充実と便利さが増しています。
メールやブラウジングにとどまらず Evernoteや Dropbox なども快適です。
iOSに関する情報や周辺機器も充実しています。
Surface Pro の状況
サードパーティーメーカーもタブレット用アプリも揃っていない
マイクロソフトはスタート時点から圧倒的に不利です。
Surface Pro を購入してもらうためには
他メーカーのWindowsタブレットPCよりも魅力があり
iPad よりも 200ドル高くても購入したいと思わせなければならない。
エクセルやワードが使えればOK、という消費者であれば
ASUSやACERの激安タブレットPCがありますし
動画を綺麗に見たいのなら iPad 4 はRetinaディスプレイ搭載です。
しかも 200ドルも安く、その分アプリや周辺機器にまわせます。
過去のWindows ソフトウェアという資産が強みであるため
旧式デスクトップ画面は保持せざるおえないマイクロソフト。
それ故にディスク容量も圧迫するという苦悩も見えます。
Surface を初めて見た時「おぉ!キタ!!」と思いました。
どこかで掛け違えたかのように期待感が薄れたのが切なく思います。