Sony Xperia終了サインか、Xperia Homeが無期限メンテナンスでコミュニティ閉鎖へ
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Sony mobileは6月11日、同社のスマートフォンXperiaに搭載されるランチャー・ホームアプリ「Xperia Home」について無期限のメンテナンスモードへ入り、数週間以内にコミュニティも閉鎖すると発表しました。
Sony、Xperia Homeが無期限メンテナンスでコミュニティ閉鎖へ
Google+のコミュニティでSony mobileは6月11日、Xperia Home Open Betaについて最新アップデートVer.11.3.A.0.17をリリースしました。そして、このアップデートを最後にメンテナンスモードに入るとしています。
同社は新しい機能を追加することはないが、メンテナンスは必要と判断される限り継続するとしています。
そして、新しい開発が行われなくなったためXperia Homeベータのコミュニティは数週間で閉鎖することを明らかにしました。
Xperia Homeの開発が終了してもAndroid OSは進化しつづけます。そのたびにメンテナンスで対応するのか、それとも次期Xperiaスマートフォンには採用せず過去の端末で対応するという方針なのかは不明です。
国内の売れ行きを見てもシャープAQUOとは対象に苦戦が強いられているXperiaですが、純正の天気アプリに続きホームアプリも開発終了となりました。
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ソニーの現状と噂
ソニーが2018年4月に行った2017年度通期決算では絶好調と言える他の事業の中で、モバイル事業(特にスマートフォン端末)だけが354億円(4.7%)の減収、営業利益では前年比378億円の減益となり276億円の赤字となりました。
さらに2018年度のスマートフォン事業についても収益見通しを下方修正、既に2018年度の営業利益は150億円の赤字を見込んでいます。
2017年度通期決算(セグメント別) – ソニー決算ページより
※クリックして拡大可能。
ソニーは次世代の通信5G(第5世代移動通信方式)に活路を見出しており、様々な機器で採用される同技術が同社にとって大きな果実になると期待、投資を継続するとしています。
しかし、それが次期Xperiaで再起を目指すということに繋がるとは思えず、実証するために継続開発するスマートフォンという位置づけになるかもしれません。電源ボタンの指紋認証などソニー独自のデザインを廃止したり、Xperia Home事実上の開発終了からも、そう見えてしまいます。
最近ではXperia XZ2の販売不振からXシリーズ終了という噂も飛び交っています。
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Xperia miniからの愛用者でもあるので、今後の動向を注視したいと思います。
Source:Google+