ブラックベリーが日本撤退、シェア低迷により日本語化を断念
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最終更新日:2013/02/09
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日本経済新聞は7日、ブラックベリーが日本市場から撤退すると報じています。
日本では一時5%ほどあったシェアが 0.3%まで低迷していおり
OSの日本語対応は 費用が見合わないとしています。
最新のOS「ブラックベリー10」はドコモから販売されないとのこと。
ブラックベリーが日本撤退
ブラックベリーは、スマートフォンにパソコンと同じ配列の小型キーボード搭載しており
パソコンに似た操作感がビジネス層を中心にシェアを確保していましたが
アップルの「iPhone」登場後は、メーカー各社のスマートフォン化が進み
OSは使いやすい「iOS」と自由度のある「Android」が主流となり
ブラックベリーはアプリ不足などの理由からもシェアが低迷したとしています。
米IDCの調査によると12年の世界シェア4.6%となったことから
社名をRIMから ブラックベリーへと変更し
最新OS「ブラックベリー10」を英国で発売開始しています。
米国では 3月にも販売予定ですが日本は販売しない見通し。
編集後記
古くからあるブラックベリーの日本撤退は寂しいですが
シェア低迷では仕方がありません。
第3のOSは、FireFoxやTizenの話も出ていますが
競合が多いほうが進化も早くなるので
各OSの今後に期待したいですね。
追記
AllThnigsDの取材でBlackBerryの広報担当者は
「BlackBerry 10」端末を日本で発売する予定はないと認めたとしています。
追記2
ロイターは7日、新OS「ブラックベリー10」搭載の新機種を
当面は日本市場に投入しないと明らかにしたと伝えています。
同社は日本で既存顧客へのサポートを継続する方針
将来的には新たなOSを日本語にも対応させるとのことで
撤退という意味ではないようですね。