スマホで車の鍵解除やエンジン始動『Digital Key』発表、Appleやトヨタなど参加/キーレス時代へ
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周辺機器
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Car Connectivity Consortiumは現地時間6月20日、加盟したスマートフォンメーカーや自動車メーカーが製造するデバイスや自動車で使えるDigital Key標準規格のバージョン1.0を公開しました。

Digital Key発表、スマホが自動車のカギに
今回発表されたDigital Key規格に準拠したアプリをスマートフォンにインストールすることで、自ら所有するDigital Key対応の自動車に対してロック解除やエンジンの始動といった操作ができるようになります。
自動車のロック解除については盗聴防止のため近距離通信であるNFCが採用されています。NFCは電子決済にも使われており鍵として最も適した通信手段と言えそうです。
参加企業について
肝心のスマートフォンメーカー参加状況ですがApple、LG、Samsungと日本メーカーの名前は見当たりません。その一方で自動車メーカーはトヨタやHONDAなど日本メーカーの名前がありました。

少し安心できそうなのがパナソニックやアルプス電気といった部品メーカーに加え半導体大手Qualcommも参加しているところです。Digital Keyにチップで対応してしまえば後はNFCの有無とアプリのインストールだけということになります。
Digital Key 2.0や活用の幅
同団体は既にDigital Key 2.0に取り掛かっており、2019年Q1を目標に自動車とスマートフォンで相互認証するプロトコルなどの仕様を決めているようです。
Digital Key普及により特定の形をした”鍵”がなくなるため、カーシェアリングなどのサービスが利用しやすくなり市場が拡大しそうです。ほかにもレンタル自転車や賃貸物件など一気にキーレス時代へ突入しそうです。
鍵は予備の存在として”お守り”のようにカード化されて財布で眠るようになるかもしれませんね。
Source:Car Connectivity Consortium

気付けばブログ執筆そのものがライフワーク。ども、タブクル管理人です。
かつて夢見た「タブレットやスマホを操り、生産的な活動をする未来」。最近は、その実現を加速させるAIに夢中です。AIは思考力を奪うという意見もありますが「どう使うか、どんな指示を出すか」と、以前より思考力が試される時代の幕開けだと思います。























