iPhone XRの増産中止を要請、売れ行き伸びず
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日本経済新聞は11月5日、Appleが先日より発売した最新スマートフォン「iPhone XR」について製造委託先に追加の生産を中止したことがわかったと報じました。
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iPhone XRの追加生産を中止
同紙は関係者からの話として、鴻海(ホンハイ)精密工業はiPhone XR向けに60程度の生産ラインを準備していたものの最近は45ラインの稼働にとどまっており、Appleから増産中止の要請を受けたようです。
これにより鴻海の生産量が1日10万台ほど少なくなることから、当初に比べて20~25%少ない見通しになるとしています。
和碩聯合科技(ペガトロン)もまた同様の対応で、Appleの指示待ちとのこと。
そして需要急増に控えていた第3のサプライヤー台湾の緯創資通(ウィストロン)は売り上げが伸びる年末年始の商戦でAppleからiPhone XRを受注することはないと明かしたと伝えています。
Appleが「iPhone XS」「iPhone XS Max」の発売日から遅らせるほど自信のあった「iPhone XR」、リーク時点で低価格モデルという印象が強かったのも影響しているのか、堂々とした値段設定により年末商戦では苦戦しそうです。
同紙によるとAppleは現在、「iPhone XR」よりも20%ほど安い「iPhone 8」と「iPhone 8 Plus」の増産を計画しているということです。
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Source:日本経済新聞 (価格や発売日などiPhoneの最新記事へ)