デュアルスクリーンSurface『Centaurus』開発中か、2019年秋に発表とも–そしてAndromedaは生きている

公開日: : Microsoft Surface

 この記事にはアフィリエイト広告・広告が含まれています。

MicrosoftがWindows Core OSを搭載した新しいデュアルスクリーンSurface PC(コードネーム:Centaurus)をIntelと協力して開発していると海外メディアが伝えています。

intel-project-tiger-rapids-credit-markhachman-idg_0

デュアルスクリーンSurface『Centaurus』開発中か

Windows CentralによるとMicrosoftとIntelが緊密に協力して開発しているコードネーム『Centaurus』は、Microsoftが内部で「Andromeda」に続き2番目のデュアルスクリーンPCになるようです。

同デバイスは過去のCourierプロジェクトに類似、2010年に登場した”digital journal”の概念をコンセプトにしているということです。

同メディアの情報筋によれば『Centaurus』プロジェクトは既に1年を迎えており、2019年秋の発表をめざしているようです。

このデバイスはデュアルスクリーン(2画面)の2in1となり、生産性と手書き入力などが行えるほか、タブレットやノートパソコン、デジタルブックといった様々な姿に変えることができるようです。

そして、CPUには最近なにかと話題に出るQualcommではなくIntelが協力、そのためx86アプリケーションを実行できるようです。OSには新しいWindows 10最新バージョンとなるWindows Core OSが動作するとのこと。

まだAndromedaは生きている

Surface Andromedaはポケットサイズのデュアルスクリーン・スマートフォンで、2018年初めからMicrosoftがより大きなタブレットフォームファクターに移行したため、スマートフォン版のアイデアを廃止したと伝えられていました。

その大きなバージョンというのが今回の『Centaurus』ということのようです。

そして、ちょっとした驚きとしてSurface Andromedaは廃止されていないという話も伝えていました。

Microsoftは現在。Andromedaを保留にしている状態で先に『Centaurus』をリリースするよう優先順位を入れ替えたようです。

確かにAndromedaを普通にリリースするとWindows PhoneのようにWin32プログラムの利点を活かせず、かつ充実していないUniversal Windows Platform(UWP)により「Andromeda」という試みが失敗する可能性が高いと思います。

今回の『Centaurus』はUWPアプリに依存せず、失敗したスマホOSでもない、新しいフォームファクタをキックスタートさせる有効なデバイスになっているようです。

このフォームファクターが普及すると現在の2in1タブレットPCが一気に様変わりする可能性があります。

MicrosoftはAndromedaを最終的にリリースしたいと考えているようですが、それも含めて『Centaurus』の反応を見守るようです。

同メディアによると『Centaurus』は2019年中にMicrosoft最初の折り畳み式PCとして登場、さらにMicrosoftとして最初のWindows Core OS搭載モデルになるということで重要なデバイスになっているようです。

Source:Windows Central

よく一緒に閲覧される記事

PAGE TOP ↑