女子高生がロボットに冬休みの宿題を任せて話題に
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中国の旧正月に出された冬休みの宿題を女子高生がロボットを使って自動で終わらせようとしていたとして話題になっています。
女子高生がロボットに冬休みの宿題を任せて話題に
先週、杭州市東部のメディア”Qianjiang Evening News”がハルビン市北東部の15歳前後の女子高生が宿題を手伝わせるためにコピーロボットを購入したと報じました。
中国では大量の文章をコピーさせる宿題があるようで、そのコピーロボットは僅か2日間で書き終えたようです。しかし、その後に彼女の部屋を掃除へ訪れた母親に見つかってしまったそうです。
そこには金属製のフレームとペン、そして「あらゆる種類の手書き文字をコピーします」という説明書があったとのこと。
このコピーロボットは6000もの漢字を1つずつ覚えさせることでユーザーが持つ独特な手書きを模倣できるようになります。
彼女は800元(約13,192円)を支払ってオンラインショップでコピーロボットを購入したようですが、残念なことに母親によって破壊されたそうです。そして娘に対して「コピーロボットは宿題を手伝ってくれるけど、テストのときに手伝ってくれるの?」と諭したとしています。
コピーロボットに注目が集まる
中国では語彙力や文章能力の向上を目的にテキストの書き写しを何百回と繰り返させるそうで、それに対する彼女の行動は問題としながらも、そこに目をつけたことに人々は盛り上がっているようです。
その感想としては、同じものが欲しい!といった同年代の学生やペンを増やせないかという技術的な興味を抱く人な様々。
今回の件で「コピーロボット=宿題対策」として認知されたようで、同じようなコピーロボットを販売するWangさんによれば、同社が営業してきた3年間の中で最近の問い合わせが最も多いと語ったとのこと。
同社のロボットでは1日8時間書くことが可能、2~3年もの間、書き続けることができるそうです。
既に仕事でコピーロボットを使っている人も現れていて、彼女の仕事は教師。
主に授業で使う手書き用紙を生徒に配るためコピーロボットに代筆させているようで、最初の6000字を覚えさせる作業で1週間かかったそうです。
その後、1年間ロボットに代筆を任せているそうですが、それに誰も気づいていないとのこと。
Source:South China Morning Post