Microsoft「オラがMacを守る!」、リアルタイム保護などセキュリティ提供

公開日: : Microsoft

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Microsoftは米国時間3月21日、ファイルのスキャンやリアルタイム保護などのセキュリティ機能を備えた「Microsoft Defender ATP for Mac」プレビュー版を発表した。

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プレビュー版「Microsoft Defender ATP for Mac」発表

これまでWindows Defenderとして自社OSを防衛してきた同ソフトウェアは、クロスプラットフォームに対応したことでMicrosoft Defenderとなり、そしてmacOS向けにプレビュー版「Microsoft Defender ATP for Mac」を発表した。

このソフトウェアは一般個人向けではなく企業・法人向けで、今後コンシューマー向けを展開するのかは不明だ。

Defender ATPをインストールするとWindows Defenderで馴染みのあるフルスキャン、クイックスパススキャン、カスタムパススキャンといったスキャン機能、検出された脅威を確認し検疫や削除といったアクションを行えるようになる。

同ソフトウェアをインストールすると同時にMicrosoft AutoUpdateサービスもインストールされ、これによりクラウドへ正しく接続されている限りDefender ATPは常に最新状態を保てるとしている。

過去の事例を振り返ってもWindowsほど脅威にされされているOSは珍しい、それ故かドイツのセキュリティ調査会社AV-TESTが発表したレポートでWindows Defenderのマルウェア検出率は高くなっており、有償のサードパーティー製品に劣らないスコアを叩きだしているようだ。詳細は「2018年6月度、Windows 10向け各ウィルス対策ソフトの評価発表」という記事で確認できる。

Microsoftは異機種(Windows / macOS / Linux / Android / FreeBSD / UNIX …)が存在する環境全体をカバーし、全体の保護が必要という方針のようだ。

同社はプレビューの申し込み受付を開始、参加者を募っている。

Source:Microsoft

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