ASUS ZenFone 6(ZS630KL)発表、180度フリップカメラやスマートキーなどスペック・価格・発売日
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ASUSはスペインで現地時間5月16日、背面カメラが180度回転するフリップカメラ機構やスマートキーを備えたほか、Snapdragon 855にRAM最大8GBと高い処理性能に仕上げた最新スマートフォン「ZenFone 6」(ZS630KL)を発表した。
ASUS ZenFone 6のスペック・価格・発売日
『ZenFone 6』はノッチレスのフルスクリーン仕様、前面カメラを設置しない代わりに背面カメラを180度回転させて利用するというフリップカメラの採用が特徴となっている。
このフリップカメラは手動ではなく、自撮り(インカメラモード)の際にモーターで駆動する。この動作を利用して被写体を追尾する「モーショントラッキング」と手に持つことで180度パノラマ撮影してくれる「パノラマモード」が用意された。
さらにカメラアプリのシャッターボタンを押した状態で上下に動かすことで、それにあわせてフリップカメラも動作する仕様となっており、ローアングル撮影なども可能となっている。
インカメラ時の音は変更できると思われる。
フリップカメラを出した状態で落としてしまった際は、加速度センサーにより検知して自動的に格納される機能を備えている。
スペック、主な仕様
『ASUS ZenFone 6』は6.4インチFHD+(2340x1080)解像度のアスペクト比19.5:9ディスプレイをゴリラガラス6で保護。フリップカメラにより前面カメラ用のノッチやパンチホールがないためベゼル幅が狭く画面占有率は92%を実現、同社は「ナノエッジ」と呼んでいる。
CPUにSnapdragon 855オクタコア、RAM8GB、ストレージ256GB、外部メモリとしてmicroSDカードスロット(最大2TB)をサポート。
インターフェイスはUSB-C、背面には指紋センサーとSONY IMX586センサーの4800万画素+超広角125度/1300万画素のデュアルカメラを搭載。
さらに筐体の右側面にスマートキーを備え、標準でGoogleアシスタントを起動するよう設定されているがカスタマイズ可能でマナーモードの切り替えやフラッシュライトのON/OFF、スクリーンショット撮影、カメラ起動などの物理キーとして利用可能だ。
SIMカードスロットはnanoSIMx2基のデュアルSIMでDSDSをサポート、SDカードも一緒に使える。サウンド面では3.5mmイヤホンジャックとデュアルスピーカーを搭載。
他にもソフト面では「プライベートリスニング」を搭載、音声アシスタントがメッセージなどを読み上げる際に通話しているようなスタイルで聴くことができる。
バッテリー容量は5000mAhで駆動時間は4G待機で33日間/3G通話で33.3時間/Wi-Fiブラウジングは21時間となる。充電はQualcommの急速充電規格Quick Charge 4.0をサポートしており、60分で70%まで充電可能。
本体サイズは159.1×75.44×8.4~9.1mm、重さは190g。
価格・発売時期・カラーバリエーション
『ASUS ZenFone 6』のカラーバリエーションはミッドナイトブラック、トワイライトシルバーの2色展開、発売日は欧州で2019年5月頃を予定、価格は構成により次のようになっている。
RAM6GB + 64GB=499ユーロ
RAM6GB + 128GB=549ユーロ
RAM8GB + 256GB=599ユーロ
米国での販売価格はRAM6GB + 64GB=499ドル(5.5万円)となっている。
リンク:ASUS Zenfone 6