格安SIM「UQモバイル」でスピードテスト、低速・高速モードの実力
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昨日ソフトバンクからUQモバイルへ回線切り替えを行い、公式モバイルアプリをインストールした。
今回はアプリを使って高速通信を節約できる低速モードを実施した状態でスピードテストを実施、高速モードでも試したので、それらのスピードを記録したい。
UQモバイル本契約でスピードテストを試す
記事タイトルにある「格安SIM」についてはUQ mobileがサブブランドという立ち位置なので純粋なMVNOと比較するのは難しいところではある。さらに同社が勧めるプラン（おしゃべり・ぴったり）はMVNO各社より通信3社のプランに近い金額と内容だ。
それなのに記事タイトルで格安SIMとしたのは月額1680円で月間3GBの音声SIMプランがあるから、この金額とサービス内容は格安SIMサービスのプランと互角に渡り合える。
そんなUQ mobileで弱点があるとしたら公式アプリ（App Storeへ）だと思う。
アプリページで星評価が低いためレビューを読んだところUIが不評だった。最低限の設定ができれば良いと思いインストールしてみると…なるほど、見づらく使いづらい。
契約者に甘い水は不要という通信業界の風習なのだろうか、解約したくなるほどではないが人に勧めたくなくなるクオリティ。公式のTwitterアカウントが素晴らしい、公式ブログが楽しい、コミュニティが充実している、アプリが使いやすい。そういった１つ１つが契約者を増やし定着させるのでアプリ開発者を一人でも増やすのであれば、その年俸を使って外部にアプリを委託したほうが良いと思う。
スピードテストを終え記事を書いていると、実にもったいないアプリだと感じる。
唯一アプリらしい動作を見られるのが記事冒頭にあるデータ通信の画面だった。ここで節約または高速のスイッチを切り替えられる。
他にはデータチャージできる画面（上図）があった。
話が少しそれてしまった。それでは格安SIMとして快適なのか、スピードテストの結果を報告したい。
低速・高速モードでスピードテスト実施
先日のTry UQ mobileでは低速モードが利用できないSIMカードだったため高速モードでもスピードテストしか試せなかった。
今回は初となる低速モードでのスピードテスト、そして土曜日とはいえ昼時に実施した。
UQ mobileによると節約モード（低速モード）の速度について次のように説明されている。
節約モード利用時の送受信最大速度は、「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」の場合は300kbps、その他プランの場合は200kbpsとなります。
※ターボ機能とは何ですか？より
上記の内容を見ると契約プランは「データ高速+音声通話プラン」なので送受信最大200kbpsということになる。それが下り350kbps／上り480kbpsも出ていた。
計測中に見ていると1Mbpsを超えるときがあったので低速モードとはいえ実用的なスピードがでていると言えそうだ。
改めて高速モードを試す
せっかくなので高速モードも試した。
下り42Mbps／上り25Mbpsという結果になった。
この通信速度の月間3GBと音声通話を月額1680円で利用できるのであれば格安SIMサービスとして最高と言えるだろう。
MNP以前はソフトバンクに月間1GB＋音声通話で3,200円前後を支払っていたので大満足の結果となった。
節約モード（低速モード）はブラウジングに使えるか
200kbpsという制限を超えて通信できた節約モードでウェブサイトを閲覧、5秒ほど待つとタブクルのトップページが表示された。手持ちのスマートフォンで何秒ほど待つと表示できるのか試すと節約モードの速度を想像しやすいだろう。
やはり高速モードに比べると表示は遅い。
それでも格安SIIMサービスで途方に暮れるほど待たされた経験からすれば十分に速いと思った。それは回線が細すぎて固まるといったことがなく、正常に回線が使えていることが理由なのだろう。
次回はUQ mobile利用者が使える公衆Wi-Fiサービス「ギガぞう」について実用的なのか調べていきたい。
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続き⇒UQ mobileを1週間ほど使った感想、節約モードのYouTube視聴やテザリングなど
前回⇒UQ mobileのSIMカード到着、回線切り替え手続きをした話
