UQ mobileを1週間ほど使った感想、節約モードのYouTube視聴やテザリングなど
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ソフトバンクからUQ mobileへ乗り換えた9月6日から屋内外でモバイル通信を使う機会があったので、その感想と節約モードによるYouTube視聴の状況を記録したい。
UQ mobileを1週間ほど使った感想
はじめにソフトバンク時代と変わらずにUQ mobileが使えているかについては、問題なく使えていて満足している。iPhone 8で使用していて音声通話もクリア、特に不満はない。
契約しているUQ mobileの「データ高速+音声通話プラン」は月間3GBのデータ通信容量を利用できる。このうち高速モードと200kbpsに制限することで月間容量を消費しないで済む節約モードを使ったときの感想は前回の「格安SIM「UQモバイル」でスピードテスト、低速・高速モードの実力」と変わらず良好だ。
これまで幾つかの格安SIMで契約したときに味わった「繋がらない」「異常に遅い」といったことはなく、さすがサブブランドといった印象。
今回は更に踏み込んで節約モードでYouTubeを再生したり、そのままテザリングしてPCによるブラウジングが行えるのかを試した。
節約モードでYouTubeは視聴できるか
UQ mobileの高速モードは月間制限があるものの快適に見ることはできる。今回は節約モードまたは制限後の状態で視聴できるのかを試した。
iPhone 8など小さい画面のスマートフォンで視聴する際に画質は「480p」あたりから快適に感じるという人も現れるが、UQ mobileの節約モードでは480p/360p/240pの視聴は厳しかった。動画が途中で止まることなく再生できたのは最低画質である「144p」だった。
これはUQ mobileの最安プランに加入していることにも触れておきたい。多くの人が契約している「おしゃべりプラン/ぴったりプラン」は低速/制限時は300kbpsだが、今回レビューしているのは200kbpsのため、契約プランによっては240p再生も可能かもしれない。
この「144p」で再生すると文字がぼやけてしまい読みにくくなるため、テキスト中心や映像美を楽しむ動画には適さない。どちらかというとBGM系など音声中心の動画をかけ流したいときに適している。
むしろ音楽や音声だけを聞くような動画であれば節約モードにしてしまったほうが良いだろう。
テザリングは使えたか
UQ mobileはテザリング機能を無料で解放しており、SIMフリー版iPhone 8を使っているためテザリングは簡単に行えた。
高速モードであればモバイルルータ感覚で快適なブラウジングが行える。しかし、ウェブサイトを表示するにしてもデスクトップ向け表示となるためデータ量が多いので注意が必要だ。
スマートフォンで閲覧するとウェブサイトが軽量な専用ページを用意していたり、ブラウザアプリによってはデータ量を抑える機能もあるため、高速モードで利用するにしても閲覧先に応じて端末を変えたほうが良いだろう。
次に200kbpsとなる節約モードでテザリングをしたところ、少なくとも3秒から5秒は白紙を眺めることになった。そのため、節約モードのテザリングでPCを使うときはメールサービスやブログ管理画面などログインを必要とするウェブページを利用する程度にしている。
節約モードの使い方としては、ブラウジングをiPhone/iPadなどモバイル端末で行い、テザリングでPCから認証サービスを利用するといった感じだ。
高速モードは有限なのでデータ量が増えるPCでのブラウジングは控えたい。特に光回線などを使っていると忘れがちだが、PC/Macの各種アップデート(OSやソフトなど)やバッググラウンドでネット接続するソフトウェアの存在も確認しておいた方がよい。あっという間に3GBなど吹き飛ばされてしまう。
以上のことから、高速・節約モードいずれもテザリングはキチンと機能すると言える。その一方で使い方を誤ると月初めから常時低速になる可能性があるため、ご利用は計画的にといったところだろう。
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次回は先日発表されたUQ mobileの新料金プランと契約したばかりなのに廃止されてしまった「データ高速+音声通話プラン」の月額料金とサービス内容を比較、早々に切り替えるか検討した内容を報告する予定だ。
続き⇒UQモバイルの新旧プラン比較2019、最安プランを継続か移行か
前回⇒格安SIM「UQモバイル」でスピードテスト、低速・高速モードの実力