格安SIMの人気ランキング調査結果2019年9月版が発表、データ専用SIMの上位5社など明らかに
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MMD研究所は9月18日、MVNOに関する内容について、15歳~69歳の男女40,804人を対象に2019年8月19日~26日の期間で「2019年9月格安SIMサービスの利用動向調査」を実施、その結果を発表した。
格安SIMの人気ランキング調査結果2019年9月版
今回の調査では格安SIM(MVNO)利用者に限定しておらず、対象年齢も15歳から69歳と幅広い。最初のアンケートでは利用している通信会社についての質問で次のような結果となった。
- ドコモなど通信3社:78.0%
- Y!mobileやMVNOなど:18.9%
- 携帯電話・スマートフォンを持っていない:3.1%
同社が行った2019年3月の調査ではMVNO総合は17.5%だったことから1.4ポイント増加している。
格安SIM利用者数No.1は…
次にメインで利用している格安SIMサービスに関する質問では1位から順に次のような結果となった。
- 楽天モバイル(FREETEL含む):25.3%
- mineo:11.7%
- UQ mobile:11.1
やはり1位は楽天モバイルとなった。楽天が先日発表した新料金プランを見ても、その魅力は衰えていないと感じる。乗り換え先1位と2位を比較した記事でも楽天モバイルは料金、サービス内容ともに優れている印象だった。
2位のmineoはサブブランドではないが、独自のコミュニティやCM・キャンペーンといった戦略が上手く機能している印象を受ける。
3位はUQ mobile、こちらも先日の新料金プランを発表した。しかし、従来とはコスパに優れたプランが変わってしまった。それでも魅力的な選択肢となっている。
タブクルで調査した限り、UQ mobileは実用的な回線で最も安い音声通話SIMという結論に至っている。それでも3位なのはau回線の対応バンドが特殊で端末を選ぶところにあると思う。
上記の結果にY!mobileは含まれていない。最初のアンケート結果に含まれていてシェアは5.7%となっていた。同じサブブランドとしてもUQ mobileとは差が開いている。
音声プランとデータプランの人気順も明らかに
さらに踏み込んで音声通話SIM、データ専用SIMにわけて人気の格安SIMサービスを調査、次のような結果となった。
<音声通話SIMの上位5位>
- 楽天モバイル
- mineo
- UQ mobile
- LINEモバイル
- IIJmio
<データ専用SIMの上位5位>
- 楽天モバイル
- OCNモバイルONE
- mineo
- IIJmio
- BIGLOBEモバイル
上記の音声通話SIMはサービス内容が良い楽天モバイルとUQ mobile、キャンペーンや話題作りが上手なmineoやLINEモバイルといった印象を受ける。
その一方、データ専用SIMではOCNモバイルONEやBIGLOBEモバイルといった特定サービスはデータ通信量をカウントしないオプションを用意しているMVNOが人気という結果になった。
それらを抑えて一位を獲得した楽天モバイルは特定サービスに限らず制限時の速度が1Mbpsという強みからだろう。
Source:MMD研究所