キーボード付きSIMフリー11.6型のデュアルSIMを試す
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Teclast Teclast M16, 製品レビュー
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明けましておめでとうございます。
みなさん新年いかがおすごしでしょうか?タブクルは、この年末年始に地方から再び東京へと舞い戻るべく引っ越しをしております。出無精ながらイベントも積極的に参加するつもりです。
PCと携帯電話の中間的な存在であるタブレットは、PHSやポケベルなどと同じく早々に姿を消すのではないかと「タブクル」のブログ名を案じましたが、新年1つめの記事も「タブレット」で始められることを嬉しく思います。
みなさま2020年も宜しくお願い申し上げます。
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僅か1.9万円でRAM4GBに128GBストレージ、物理キーボードが付属する11.6型『Teclast M16』のレビュー、今回はSIMカードを使って通信テストやテザリングが行えるのか試した。
SIMフリー11.6型『Teclast M16』の実力テスト
Banggoodの販売ページにあった製品画像ではMicroSDカードスロットとSIMトレイといったシングルSIM仕様という印象だったが、実際にSIMトレイを見てみるとデュアルSIMスロットとなっていた。
そのため、OCNモバイルONEとiVideoのSIMカード2枚をAQUOS sense 3から移動させてテストを行うことにする。
SIMカードを認識するか
SIMカードを入れてSIMトレイを仕舞うと上図のような状態になった。
Android OSの設定メニューからSIMカードの状況をチェックすると2枚ともドコモとソフトバンクで正常に認識、電話番号も検出されていた。ここでは上図に映っているモバイルデータやSMSを行う優先SIMを割り当てた。
『Teclast M16』にプリインストールされていたSIMツールアプリは上図のようにキャリアを認識していたが、そこから先はアプリが落ちてしまい先に進めなかった。
そのため、これ以降はAndroid OS標準の設定メニューを使っていく。
SIMカードを設定する
ドコモ側のAPN設定画面を開くと上図のようにb-mobileなどの情報が登録されていた。恐らくAndroidがドコモを検知してMVNO情報を表示しているのだろう。
ここではソフトバンク側のSIM設定でiVideoのAPNを登録して有効にした。
iVideoのAPN設定を選ぶと上図のようにSIM2側が4G通信できるようになった。
そこでドコモ側のSIM設定でOCNモバイルONEのAPNを登録、同じように選んだが上図のように「3G」という表示が変わることはなかった。
通信できるか、テザリングを試す。
ここからは実際に通信できているのか試していく。
はじめにOCNモバイルONEのSIMカード宛に電話をかけたところ上図のように着信することができた。そして不在着信から電話をかけたところiPhone側に着信があったので発着信ともに行えるようだ。
次にテザリングをできるか設定したところ問題なく接続できた。そしてiVideoのSIMカード経由でGoogleのSpeedtestをしたところ上図のような結果になった。
1月1日になったばかりで回線が混雑している時間帯だったので低速だったが、午前1時半ごろに再び『Teclast M16』本体で試したところ下り28Mbpsとなっていたのでタブレットが原因で遅いということはなさそうだ。
大画面SIMフリー端末を体験して
Microsoftが提唱する常時接続PCのイメージに近いのだろうか。近い将来のあるべき仕事スタイルに思えた。
楽天モバイルのような動画視聴できる程度の速度が個人向け回線に普及したら、PCやタブレットを大容量バッテリーを搭載したルーターとして使うようになるかもしれない。SIMスロット搭載PCが改めて欲しくなった。
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話は変わるが、この記事を撮影中に『Teclast M16』が画面分割に対応していることがわかった。これによって『Teclast M16』での軽作業が現実的になってきてワクワクしている。
次回の記事では簡易PCとして使えるのか試した内容を記録する予定だ。
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⇒最新の価格や在庫状況・出荷日などはBanggoodの『Teclast M16』販売ページへ
続き⇒キーボード付き11.6型Androidタブレットで日本語入力をする方法(Teclast M16レビュー)
前回⇒1.9万円で128GBな11.6型『Teclast M16』のベンチマークや初期アプリなどレビュー