絵になる灯すスピーカー『SONY LSPX-S2』は買いか
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そこに置くだけで暮らしに色を添えるという品は家具や食器など様々なジャンルで存在するが、ガジェットに関しては意外と見つからない。
今回は、外出自粛が求められる中で癒しを与えてくれる製品を探したところ、『SONY LSPX-S2』が見つかった。ランプとして、スピーカーとして買いなのかチェックした内容をシェアしたい。
『SONY LSPX-S2』とは
自宅待機の人が増えたことでマンション内でフィットネスもしくはダンスをする人が現れ、重い衝撃音が昼夜を問わず響いている。
以前の記事「寝ても痛くない耳栓と、イヤホン風な軍用耳栓の購入レビュー。」に登場するシリコン耳栓で衝撃音は防げるが、YouTubeにあったリラックス効果のある環境音を再生したところ、外音に意識を奪われることなく作業に集中できた。
そこでスマートフォンやパソコンの再生ではなく専用スピーカーを用意、ちょうど環境音が耳栓で遮音しない音域だったので併用することにした。
色々とスピーカーを見て回ったが、断捨離の果てに部屋づくりという楽しみを見つけてしまったため、よくある武骨なスピーカーに抵抗を感じ、悩んでいた。
そんな時、SONY製グラスサウンドスピーカーの2代目となる『SONY LSPX-S2』を知った。
ソニーが最初にリリースした有機ガラス管を搭載したスピーカーは2008年発売の「Sountina」(NSA-PF1)で、その高さは180cmほどあり、当時100万円もするほど高価な製品だという。
そのコンセプトは異なるが、グラスサウンドスピーカーの最新モデルを知りたくなった。
LEDランプとしての『SONY LSPX-S2』
LEDランプとしては次のようなポイントに魅力を感じた。
- ランタンのようなデザイン
- LEDは常時点灯かキャンドルの2つを用意
- 読書灯としても使っているというレビュー
- 最大8時間駆動できるバッテリー搭載
LEDランプについて初代「LSPX-S1」は直接目で見ないよう注意書きがあったのに対し、「LSPX-S2」は間接光、まぶしさを軽減しているのも良い。
また、バッテリー内蔵で携帯できるため小説や映画にあったランタンを持って移動して楽しめそうだ。(キャンプに持って行ったというレビューもあったが、強化ガラスという記述は見当たらなかったため注意を払う必要がある。)
明るさ調整は32段階で設定できるが、思ったより暗くならないというレビューがあったので注意しよう。
スピーカーとしての『SONY LSPX-S2』
サウンド面では次のようなポイントがあった。
- CD音源や圧縮音源をハイレゾ相当の高音質にする「DSEE HX」搭載
- Bluetooth接続でもハイレゾ音質で楽しめるLDAC対応
- Wi-Fi接続に対応
- 生演奏のようなリアルな音を再現する技術「アドバンスド バーティカル ドライブ テクノロジー」対応
- 360度サウンドのスピーカー
- ガラス部分がトゥイーターとして機能
- 2台でステレオ再生が可能
- 最大10台まで同時接続が可能
- ステレオミニジャック(オーディオ入力端子)あり
上記のうち、Wi-Fi接続はBluetooth経由よりも高音質のまま再生できるらしく、Bluetoothの切断を懸念していた身としては有難い機能だ。
ただ1台ではモノラル再生しかできないのは残念。
『SONY LSPX-S2』でのステレオ再生には最低2台が必要となっている。最大10台まで同時再生できるということなのでゲーム「弟切草」に登場するような洋館で暮らしている人は試してほしい。
操作パネルは、デザイン重視のため全て底面など目立たない場所に配置されている。しかし、底面にあるボタン類は全てMusic Centerアプリから操作できるということだ。
残念なポイントとしてはインターフェイスが抜き差し簡単なUSB-Cでなく、MicroUSBケーブルというところだろう。
個人的にはQiワイヤレス充電器のベースを用意して、置くだけで充電開始、気軽に持ち運べるようにしてくれたらよいのにと思っている。
価格
ソニーストア直販における販売価格は初代「LSPX-S1」が73,880円+税と高額だったが、「LSPX-S2」は44,880円+税と安くなっている。
アマゾンではAmazon.co.jp販売でプライム対応38482円だった。レビューは134件(新着順に表示)あり、その中には動画を添えて解説している投稿もあった。
⇒最新の価格や製品画像はアマゾンのSONY LSPX-S2販売ページへ