世界最小スマホ再び、まもなくRAM6GB「Jelly 2」登場・価格・スペック
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2017年にUnihertzが2.45インチという世界最小のLTEスマートフォン『Jelly』と『Jelly Pro』をクラウドファンディングサイト”KICKSTARTER”で立ち上げて話題となったが、2020年になって大幅にスペックアップした後継機種「Jelly 2」がリリースされようとしている。
RAM6GB「Jelly 2」の実力。
Unihertzは2017年に2.45インチ『Jelly』シリーズ、2018年にAtomをリリース、その後は4インチのAtom Lを投入したことで超小型スマートフォンの新モデルを待つ声も挙がっていた。
そして今回の「Jelly 2」、小さな筐体ながら逞しいスペックで登場するようだ。
画面サイズは3インチに拡大、それに伴い本体サイズは旧モデルと比べて一回り大きくなった。解像度は2倍に向上、小さい画面なので十分だろう。カメラ性能は背面8MP/前面16MPと向上している。
バッテリー容量は2倍以上の2000mAhとなり、現行モデルのライバル機種となるスマートフォン「Rakuten Mini」の1250mAhと比べても大容量となった。
特に注目すべきはRAMが2GBから6GBへ大幅アップグレードされ、内蔵ストレージも16GBから126GBまで増量されたことだろう。
上記のスペック表には記載されていないがプロセッサは「MediaTek Helio P60」であることが、記事末尾の動画にあるような先行レビューしたユーザーから伝えられている。
同チップはクアルコムのSnapdragon 660と比較される位置づけで、最大2.0GHzの8コアを搭載、AnTuTuベンチマークスコアでも性能は僅かに劣る程度と伝えられていた。(GeekBenchでは、ほぼ同じスコア・性能と評価)
他には背面に指紋センサーを搭載、Dual SIMやmicroSDカード対応、さらにNFCによる電子決済に対応すると思われる。しかし、日本のFeliCa対応かは記載がないため期待しない方が良さそうだ。
それでもUnihertzは旧モデルで技適を取得した実績があり、日本市場を狙っているのであれば対応する可能性も残されている。(そもそも電子決済に対応していればの話)
価格・発売日
今回の情報解禁はクラウドファンディングを開始すると言うアナウンスだけで、ニュースレターの登録受付までとなっている。
特設ページでは129ドルと言う早期出資者向けと思われる価格が掲載されていた。初代Jellyの記事を振り返ると価格は59ドルからとなっており、大幅スペックアップと価格差を受け入れられるかがヒットの境界線となりそうだ。
Source : Jelly 2 | Kickstarter’s Most Funded Mini Smartphone, Reborn