早くもSurface Duo 2に着手、開発するMovialとは
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Microsoft Surface Surface, Surface Duo, Surface Neo
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Microsoftが再びフィンランド企業と手を組んだ。
まもなく発表される2画面Androidデバイス「Surface Duo」に続き、第2世代の開発にも着手していると海外メディアが伝えている。
Surface Duoの開発から保守まで
2020年夏、Microsoft初のデュアルスクリーン仕様Android端末「Surface Duo」が誕生する。この端末に関わる企業について海外メディアWindowCentralが詳しく報じている。
Microsoftはデバイス部門とソフトウェア部門でチームを結成し、「Surface Duo」の開発を進めている。同デバイスの目玉となる2画面Androidを実現するために、専門知識を持つMovialなどの企業に外部委託していた。
試作機の段階では委託契約だったが、現在はルーマニア、台湾、米国にあるMovial従業員60名をMicrosoftのルーマニアにある研究施設の正社員として雇用する契約を結んだと伝えている。
そのため、Movialという会社は今後も存続、これまでと変わらずにモバイル端末や組み込み向けのソフトウェアエンジニアリングを継続していくという。
Movialとは
Microsoftが従業員を引き抜いたMovialはフィンランドのヘルシンキに本社を構える企業で、台北、サンフランシスコ、シアトルにも事務所を構えている。
MovialはWindowCentralに対して次のようなメッセージを届けた。
- 今回の取引によりルーマニア、台湾、米国で仕事をしているMovial従業員が移動した。
- Movialは今後も独立した企業として事業を継続。
- 今回の取引でMovialはサイバーセキュリティなどの主要コンピテンシー分野に注力できる。
Microsoftは過去に同じフィンランド企業Nokiaを同じような形で買収している。
2019年10月の記事:2画面PC向け『Windows 10X』発表、Surface Neoなどに搭載へより
WindowCentralはSurface Duoについて、Microsoftが新たに買収したソフトウェアチームとともに第2世代Surface Duoの開発に取り組み始めていると伝えている。
これまでSurface Duoは2020年の終わりにリリースされる予定と噂されていたが、最近では2020年2月ごろから夏リリースの噂が広まっていることから開発は順調とされていた。
先日はMicrosoft役員のFrank X. Shaw氏が初代Surface Duoの画像を投稿して話題となっている。
Source:WindowCentral