カブトムシ用GoProが誕生、昆虫目線の世界へ
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ワシントン大学が昆虫向けのワイヤレス操作できるカメラを開発した。これで2015年に公開された映画「アントマン」の世界を見ることができるという。
その結果はサイエンスロボティクスで7月15日に公開されている。
カブトムシ用GoProの実力
小さな筐体からバッテリーは小さく、実用的ではないカメラだと想像してしまったが、未来を感じる仕様になっている。
カブトムシ用GoProの機能をまとめると次のような性能を持つカメラとなっていた。
- 毎秒1〜5フレームでスマートフォンへ映像を転送
- カメラは60度回転可能
- 重量は約250mg(トランプの約10分の1)
- 加速度計を搭載
- Bluetoothにより最大120mまで遠隔操作が可能
上記で興味深いのは、加速度計を利用したバッテリー延命で、カブトムシの動きを検出して、その時にだけ画像をキャプチャする仕組みを導入している。
これにより昆虫が動かない時は撮影しないため、6時間以上も動画を撮影できるという。
開発チームは低消費電力のモバイルカメラの可能性に大きな期待を寄せているが、それは同時に新しいプライバシーリスクも伴っていると伝えている。
ドラえもんがいない世界線だとしても、会社や家にいる昆虫たちから世界中の「のび太くん」が我々を覗ける未来があるのかもしれない。
Source:ワシントン大学

気付けばブログ執筆そのものがライフワーク。ども、タブクル管理人です。
かつて夢見た「タブレットやスマホを操り、生産的な活動をする未来」。最近は、その実現を加速させるAIに夢中です。AIは思考力を奪うという意見もありますが「どう使うか、どんな指示を出すか」と、以前より思考力が試される時代の幕開けだと思います。






















