USB-C1本で動く17.3型モバイルモニター開封レビュー、限定50台クーポン
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13インチMacBook Proを使っていて画面サイズに不満はなかったが、デスクの有効活用を考えた時に外部モニターが欲しくなった。
そこで今回、日本向けクーポンを発行している海外通販サイトBanggoodよりモバイルモニターとしては最大となる17.3インチのPORPOISE HT-1730XTを提供いただいた。
外部ディスプレイといえば映像転送ケーブルと太い電源ケーブルを這わせるイメージだったが、なんとUSB-Cケーブル1本だけでMacBookを大画面化できた。その感想と開封の様子をレポートしたい。
PORPOISE HT-1730XT開封、試用レビュー
はじめに感想を書くと「実用的」で「経済的」、何よりも「生産性が向上」した。
ちょうどレビュー中は無制限SIM「iVideo」を返品して、楽天モバイルの1Mbps生活をしていて生産性が低下、記事も書きにくくなっていたが、そのマイナスを補うだけのパフォーマンスを発揮してくれた。
開封時の写真を掲載する前に「PORPOISE HT-1730XT」の仕様を見てみよう。
- 17.3インチ(解像度1920×1080)アスペクト比16:9
- IPSディスプレイ(視野角178度)リフレッシュレート60Hz
- USB-Cポートx2基
- ステレオスピーカー内蔵
- HDMIポート搭載
- イヤホンジャック搭載
- 本体サイズ391X241X11mm
- 重量900g
- マルチスクリーン表示に対応
上記に加えて、個人的に最も重要なポイントはベゼル幅が狭いことだと思っている。下部の幅は広いのだが、それ以外の3辺が狭くなっていて、MacBook Pro 2018を並べると古く感じてしまうほどだ。
そんな17.3インチのモバイルモニターが存在していることに感謝したい。
それまでは、13インチMacBook Proの画面を見やすくするため、モバイルモニターを検索していたが、以前レビューさせていただいたLepowを含め最大でも15.6インチしか見つからなかったのだ。
(追記:アマゾンで17.3インチ版モバイルモニターが販売されていた。)
過去記事:Lepow製モバイルモニターを試す、製品レビュー・感想より
上図の15.6インチでも大きいと感じたが、17.3インチは一気に実用的な画面サイズとなった。
Banggood担当者も人事異動で変わったばかりだったが、なんとか無理を通していただきレビューに至った。さらに記事末尾の特別クーポンまで発行!素早い対応に頭が上がらない。ありがとうございます。
それでは開封していこう。
PORPOISE HT-1730XTの開封。
17.3インチということで巨大な箱をイメージしていたが、スマートフォンの梱包並に縦横サイズを抑え、底面にはディスプレイ保護の意味も含め厚めの緩衝材が敷かれていた。
専用パッケージではないが、本体と付属品に傷などはなく海外配送として最もエコな廃棄物の少ない梱包という印象だ。
付属品は17.3インチに耐えられる専用スタンド、USB-C to USB-C、USB-A to USB-C、HDMIケーブル、説明書が入っていた。
さすがに説明書に日本語はなかった。アマゾンで同社の15.6インチは販売されていたが積極的に日本で展開している印象はない。
続いて本体の背面を見てみよう。
サイズ感を伝えるためiPhone SE 2020(ケース付き)を置いて撮影、中央にはVISA規格と思われるねじ穴が設けられている。そのため、液晶ディスプレイアームへの設置も検討している。
画面正面を見ると(見えにくいが)左右と上部のベゼル幅が狭いのがわかる。その一方で下部は幅広となっていた。
インターフェイスは正面から見て左下に集められていた。
左からイヤホンジャック、PD-USB(電源専用)、USB-C(電源・映像転送)、HDMI、メニューダイヤル(音量調整や映像設定など)、映っていないがスピーカーホールとなっている。
上図から本体の厚みが薄いこともわかる。
Banggoodの販売ページへ寄せられたレビューにもあったが「シンプルで軽い」「ミニマルデザイン」という設計が大きな魅力だ。
実際に使った感想。
13インチMacBook Proに接続して撮影、15.6インチではわずかに大きくなったという印象だったが17.3インチにもなると外部モニターを使っているという手応えを感じる。
15.6インチの2.6インチUPでは別途スペースを確保しただけの価値を見出せなかったが、4.3インチUPともなると動画視聴でも迫力が違うし、ブラウザを見ながら記事を書くのも楽になった。もう戻れないだろう。
上図では、MacBookがバッテリー駆動であるにも関わらず動作しているのもポイントだ。
USB-Cケーブル1本あればミラーリングにより前後左右に置いて複数人で同じ映像を見ることもできる。
上図を見ていただくとベゼル幅の狭さがわかると思う。DELLのノートパソコン XPSシリーズを彷彿とさせるスリムベゼルに頬が緩む。
また、視野角の広いIPSディスプレイなので斜めから眺めたり、撮影しても画面が暗くならないのも良い。
この状態でYouTubeやプライムビデオなど動画を再生するとPORPOISE HT-1730XT側だけサウンドが再生される。薄い筐体なので数万円するスピーカーのサウンドには届かないが、イヤホンジャックにアナログスピーカーを接続したり、Bluetoothスピーカーを利用することで改善できるだろう。
普段はMacBook ProとPORPOISE HT-1730XTをミラーリングして使用、Macのディスプレイは明るさを最小にしてブラックアウトしている。
横長ディスプレイなのでAdobeプレミアなどで動画編集するにも向いているが、映像の綺麗さで言えばMacBook Proの方が良いので、動画素材の切り貼りをPORPOISEで行い、カラーグレーディングなどはMacで行うのが良いだろう。
仕事で使うのであれば重さ900gと軽く薄く、USB-Cケーブルだけで済むため、商談で本気を見せる時に持っていくのも良いかもしれない。顧客の前に大画面モニターを設置すればプレゼン資料の見やすさは向上するだろう。
価格・クーポン
PORPOISE HT-1730XTの価格は21,297円(追記:フラッシュセール対象となり18,102円+送料になった)だが、無理を承知でお願いしたところ担当者より50台限定で約4000円OFFとなる特別クーポン「BGJP5242b2」を発行してもらった。
それを適用することで最終価格は送料込み17,037円となる。
この価格はモバイルモニターを検討したことがあればわかるが、17.3インチとしては破格だと思う。担当者の熱量が凄い。
ちなみにアマゾンのマーケットプレイスで型番の記載はないが同じモデルと思われる製品がプライム対応25,731円で販売されていた。(専用スタンドの代わりにスタンド兼用ケースや日本語説明書となっていて完全に同じではない。)
そこには10件のレビュー(新着順に表示)が投稿されていたので購入前のチェックに活用できそうだ。
→最新の価格・在庫状況はBanggoodのPORPOISE HT-1730XT販売ページへ