Fire HD 10でハックツールを試す、出来たこと。

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先日Fire HD 8 Plusで試したハックツール「Amazon Fire Toolbox v8.2」、それをFireシリーズで最も処理性能が高い第9世代Fire HD 10 タブレットで試したので出来たことをシェアしたい。

Fire HD 10でAmazon Fire Toolbox v8.2を試す

今回のテスト環境はWindows 10搭載ノートパソコンと2019年10月にリリースされた予約期間から品薄という人気ぶりを見せつけた第9世代Fire HD 10 タブレットをUSB-Cケーブルで繋いでAmazon Fire Toolbox v8.2を実行した状態となっている。

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記事:Fire HD 10 (2019)購入レビュー、開封やアプリ動作などチェックより

はじめにFire OSのアップデートでFireランチャーに戻されていたランチャーをNova Launcherにするべく「Custom Launcher」を実行、ランチャーは問題なく切り替わった。

次に「Google Assistant」を実行、こちらも起動することができた。

続いて「Lockscreen Wallpaper」を実行、ローカルフォルダ内にある画像ファイルを選択して適用したところ、壁紙が切り替わるも、すぐに壁紙がなくなり黒1色になってしまった。実行しないほうが良さそうだ。

大量のアプリを無効化する。

今度はFireタブレットのプリインストールアプリを管理できる「Magage everything Amazon」を選び、「Disable Everything Amazon」で一括操作できる<Automatic>を実行した。

Fireタブレットのドロワー画面を表示しているとウィルスに侵食されたかのようにアプリが次々と消えていく、その後SwiftKeyキーボードのインストールについて質問される。あとはキーボードの設定を行なっていくと作業が完了となった。

アプリケーションを一括で無効にしたくない時は<Manual>を選ぶと良いだろう。

なお、プリインストールアプリを無効にすると裏で動作するアプリが減ることでRAMの節約やバッテリー駆動時間の延長が期待できる。その一方でシステムアプリなどがプリインストールアプリと連動しているとデーモンが動作し続けてCPU・RAMの異常消費やバッテリードレインといった問題が発生することもある。

そのため、アプリの一斉無効化をする際は事前にバッテリー管理アプリやRAM管理アプリを導入してビフォーアフターを確認することをお勧めする。

最後にアップデートを無効化できる「Modify System Settings」から自動アップデートとOTAアップデートを無効化したところ、無事に適用することができた。

他に設定メニューから試せる「root」も実行したが対応していないというメッセージが表示されただけだった。

以上、「Amazon Fire Toolbox v8.2」を使うと大きなメリットが感じられるのはアプリの一斉無効化だろう。最近第9世代Fire HD 10 タブレットの動作を遅く感じるといった時に試してはいかがだろうか。

他にはアマゾンの販売ページに投稿されているレビュー(4816件あり、最新順に表示)に稀にハック情報が寄せられていることもあるのでチェックすると良いだろう。

前回→Fireタブレットのハックツール、Amazon Fire Toolbox v8.2を試す

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