Fireタブレットのハックツールが更新、Fire Toolbox V9.1に
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Amazon Kindle Fire, Fire HD 8, 製品レビュー
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Fireタブレットの制限を突破するためにADB環境を構築してコマンドを打ち込む必要がないハックツール「Fire Toolbox」(旧名:Amazon Fire Toolbox)がバージョン9.1にアップデートされている。
旧バージョンからの変更点を記録していく。
Amazon Fire Toolbox v9.1リリース
Fireタブレットにプリインストールされている天気アプリなどを無効化したり、Google Playを手軽にインストールできるハックツール「Amazon Fire Toolbox」の最新バージョン9.1が新たにリリースされた。
これまでタブクルで取り上げた2020年7月の記事や2020年9月の記事を振り返ると、アマゾンのFire HD 8 Plusなど最新タブレットで「Custom Sounds」などの機能が実行できた。しかし、全てのハックツールが使えるわけではなく、「YouTube Vanced」やロックスクリーンの広告除去は正常に動作しなかった。(私の環境に問題があるという可能性もある)
最新v9.1では次の機能が新たに追加されている。
- 更新ログが直接表示可能に
- バックアップが時間切れになったときに通知するように
- システムバックアップのパフォーマンス強化
- カスタムランチャーを最新版に更新
- カスタムランチャーがインストール済みの場合はスキップする仕様に
- YouTubeクライアントアプリを最新版に更新
- ロック画面広告の削除に関するバグ修正
- 読み込みアニメーションが全ツールに追加
新機能が追加されたというわけではないが、こうやってメンテナンスが行われ洗練されていくのは素晴らしい。
これらのハックはADBコマンドから個別に打つこともできるがapkファイルのダウンロードやインストール、既存apkの停止・無効化などをワンタッチで行えるのが大きなメリットとなっている。
記事:Fire HD 8 Plus購入レビュー、コスパの良いecho端末により
Amazon Fire Toolboxで実現できることについては、タブクルで行なってきた作業「Amazon Fire Toolbox検索結果」から確認できる。
なお、XDAフォーラムでロック画面に関するハックを見かけたので次の記事でレポートしたい。
実際にFire HD 8 Plusで試した記事へ
→Fire HD 8 PlusでAmazon Fire Toolbox v8.2は動くか
Source:Amazon Fire Toolbox – XDA