まもなくApple Silicon版MacBook発表か、ベンチマーク登場
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Appleが日本時間11月11日午前3時にイベント「One more thing」を開催し、その場でApple Silicon搭載MacBookの3製品を発表すると噂されていたが、新たに注目のチップ「A14X」とするベンチマーク・スコアが海外メディアで伝えられている。
A14Xのベンチマーク・スコア
Appleは202年6月の年次開発者会議「WWDC 2020」で、MacのCPUをIntel製からARMアーキテクチャをベースにした「Apple Silicon」に置き換えていく方針を発表した。その際、開発者向けにApple Silicon搭載「Mac mini」の貸し出しも開始、それから2020年内にApple Silicon版MacBookがリリースされるという噂が伝えられてきた。
このApple SiliconはiPhone 12シリーズのA14 Bionicをベースに開発されていると言われており、今回「A14X」という名称でベンチマーク結果が掲載された。
「A14X」は大小の8コアで構成され、動作クロックは1.80GHz(ターボブースト時は3.10GHz)、3GHzを超える初のデバイスになると期待が高まっている
また、GPUスコア情報からRAM 8GBが内蔵されているようだ。
AppleinsiderによるとA14Xのベンチマークスコア(シングルコア/マルチコア)は次のようになっている。
- A14X:1634/7220
- A14_:1583/4657
- A12Z:1118/4198
同メディアは比較対象として16インチMacBook Pro(Intel Core-i9モデル)のベンチマーク結果(シングルコア1096/マルチコア6869)を伝え、A14Xが持つ処理性能の高さを伝えた。
スコアを提供するGeekbench5で「未知のデバイス」として扱われていることからベンチマークが本物であるかどうかは不明、検証中とも伝えている。
他のメディアでは、今回のイベントでApple Silicon版13.3インチMacBook ProとMacBook Airの2機種が発表され、16インチMacBook Proは後日アナウンスと伝えていた。(発表だけは一緒という情報もある。)
このApple Silicon版シリーズについては、Mac Proが半分サイズになって登場するという話やMac miniが小さな筐体になるという話もある。しかし、MacBookシリーズについてはチップが変わるだけで筐体・デザインは変わらないと伝えられている。
少なくとも今言えることは、日本時間11月11日午前3時より開催される「One more thing」イベント前にMac製品を購入するのは控えたほうが良いということだろう。
Source:Appleinsider